蜂の巣を放置するとどうなる?空っぽの場合は?

家の周りに蜂の巣ができていても、「蜂が出入りしている様子がないから放置しても大丈夫かな?」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし、蜂の巣はたとえ中が空だとしても放置することでリスクを伴います。

蜂が活動している様子はなくても、巣の中に蜂が残っていることはありますし、他の害虫・害獣による二次災害を引き起こすこともあります。

今回の記事では、蜂の巣を放置するリスクと駆除する際の注意点について詳しく解説していきます。

 

蜂の巣を放置するリスク

蜂の巣を放置するリスク
 

蜂の巣を放置するリスクは主に3つ挙げられます。

・別の蜂が巣の材料を得るために集まってくる可能性がある
・害虫・害獣の巣になる恐れがある
・近隣住民に迷惑をかける恐れがある

それぞれ詳しく解説していきます。

 

別の蜂が巣の材料を得るために集まってくる可能性がある

 

蜂の巣が空の場合に限られますが、巣を放置していることで、別の蜂が集まってくる可能性があります。
蜂は基本的に古い巣を再利用することはありませんが、巣に使われている樹皮や枯れ木は、他の蜂にとって巣作りの材料になります。

そのため、放置された巣に別の蜂が集まってくることがあります。

もし放置された蜂の巣に別の蜂が集まっている場合、下手に刺激すると襲われるリスクがありますので、空の蜂の巣を放置するのは危険なのです。

 

害虫・害獣の巣になる恐れがある

 

害虫・害獣は外敵から身を守るため、屋根裏や軒下などの過ごしやすい環境に住み着く傾向があります。特に大きな蜂の巣であれば、小型の害獣にとって寝床になるというわけです。

自宅周辺に害獣が住み着くと、農作物を食い荒らされる、糞尿による異臭の発生など、二次被害を被る恐れもあるため、十分注意が必要です。

 

近隣住民に迷惑をかける恐れがある

 

これまで解説してきたリスクを踏まえたうえで蜂の巣を放置すると、自分はもちろん近隣住民に迷惑をかける恐れがあります。

たとえば自分の敷地内にできた蜂の巣が原因で害虫・害獣が集まってきてしまうと、近隣住民に異臭被害や食害を与えることも考えられます。

敷地内の蜂の巣が原因で、近隣住民に被害を与えてしまうと大きなトラブルに発展してしまう恐れもあるため、蜂の巣は放置しないようにしましょう。

 

蜂の巣が空の場合には放置しても問題ない?

蜂の巣が空の場合には放置しても問題ない?
 

結論を言うと、蜂の巣が空でも放置するのはおすすめしません。前章「蜂の巣を放置するリスク」でも触れているように、蜂の巣を放置していることで二次被害を被る恐れがあるからです。

ただ、そもそもなぜ蜂の巣が空になるのか?理由を解説していきます。

 

巣が空になる理由

 

巣が空になる理由は、ほとんどの蜂が冬になると死滅していなくなるからです。

蜂は春頃に女王蜂が巣作りを始め、巣の中で働き蜂を繁殖します。夏頃になると巣の中で新たな女王蜂が誕生し、秋から冬にかけて働き蜂のほとんどが寿命を迎えます。

蜂の種類によって寿命は異なりますが、例えばスズメバチの場合は、羽化してから約4〜5週間が寿命になります。

夏に羽化した働き蜂は、冬の時期には寿命が尽きてしまうため、11月頃には空っぽになった蜂の巣を見かけることが度々あるはずです。

 

空の巣を駆除する際の注意点

 

空の蜂の巣を駆除する際、まだ中に蜂が残っている可能性がある点に注意しましょう。

先述の通りほとんどの蜂は冬を越す前に寿命が尽きてしまいます。しかし、人間のように寿命には個体差があるため、一見空のように見える巣の中に、まだ生きている蜂がいる可能性はあるのです。

そのため、空の巣を駆除する際も、ハチ駆除用の防護服やノズルが長い殺虫剤、革の手袋など完全防備をした上で行いましょう。

 

蜂の巣を放置するのは危険

蜂の巣を放置するのは危険
 

蜂の巣は、たとえ空の場合であっても放置するのはリスクがあります。

自分や近隣へ被害を与えないためにも、適切に駆除するのがおすすめです。
もし手の届かない場所や自分では入れない場所に蜂の巣ができてお困りであれば「ハチ王」にご相談ください。

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