エアコンの室外機に蜂の巣が作られる理由は大きく2つ。
・外敵から身を守りやすい場所だから
・雨風、日光を防ぎやすい場所だから
蜂は巣作りの際、「安全な場所」を選ぶ傾向があります。特にエアコンの室外機の裏側などは、蜂にとっての外敵である鳥が近寄りにくい場所です。
そのため、蜂の巣が作られやすい場所と言えます。
それに加えて、雨風・日光を防ぐことができ、女王蜂にとって安全に産卵しやすい場所であることも理由の一つです。
室外機の蜂の巣を放置するリスク
室外機にできた蜂の巣を放置するリスクは以下の2つ。
・家の中に蜂が侵入する恐れがある
・エアコンが壊れる恐れがある
まず、室外機にできた蜂の巣を放置していると、エアコンの化粧カバーなどから、エサを求めた蜂が家の中に侵入してくる恐れがあります。
蜂は嗅覚が発達しており、ジュースやお菓子などの甘い匂いに反応して家の中に侵入してくることで、住人が蜂に刺されてしまうリスクがあるため、早めの対処が必要です。
また、エアコンの室外機に蜂の巣が巻き込まれることで、エアコンのファンが詰まり、故障につながる点にも注意が必要です。
蜂は4月頃から9月にかけて活動が活発になる傾向にあるため、エアコンを稼働させて初めて故障に気づくというケースもあります。
室外機の蜂の巣を駆除する方法
室外機にできた蜂の巣を駆除するためには、まず以下の物を揃えて準備を徹底しましょう。
【準備するもの】
・防護服
・軍手
・ゴミ袋(蜂の巣を回収する用と室外機を保護する用)
・養生テープ(殺虫剤の効果を最大限引き出すため)
・殺虫剤(スプレータイプと燻煙タイプ2種類)
・ドライバー
・ほうきとちりとり
これらの物を用意した上で、蜂に十分注意しながら作業するようにしましょう。
駆除方法
1.エアコンの室外機全体をビニール袋で覆う
2.養生テープでエアコンの隙間を塞ぎ、燻煙剤を入れる
3.燻煙剤で巣の中の蜂を追い出し、外に出てきた蜂は殺虫スプレーで駆除していく
4.蜂が出てこなくなったことを確認し、1日放置する
5.後日室外機の養生テープやビニール袋を外し、ドライバーで室外機の天板を外す
6.蜂の死骸と巣をほうきなどで集めてゴミ袋へ入れる
注意点としては、エアコンの室外機に直接殺虫剤をかけないことです。なぜなら、エアコンの室外機に直接殺虫剤をかけてしまうと、故障につながる恐れがあります。また、蜂は日中に活動するため、働き蜂が巣に戻って休む夜の時間の作業がおすすめです。
業者に依頼するべきケース
ここまでエアコンの室外機にできた蜂の巣を駆除する方法を解説してきましたが、蜂の巣が数十センチ以上の大きさになっている場合は、プロの蜂駆除業者に作業を依頼することをおすすめします。
というのも、蜂の巣が数センチ程度の大きさであれば、作りかけで蜂が少ない状態のため、比較的安全に駆除できます。
しかし蜂の巣が数十センチ以上の大きさになっている場合、巣の中に百匹を超える数の蜂が存在している可能性が高いです。
数百匹の蜂を同時に駆除するとなると、防護服を着ていても刺されるリスクがあり、室外機の中から蜂の死骸を全て取り出すことも難しくなるため、業者に依頼することが安全で確実といえるでしょう。
室外機の蜂の巣対策・予防法
蜂の巣を駆除した後で室外機に蜂の巣が作られないよう「室外機に防虫ネット」を張って予防するようにしましょう。
物理的に蜂の侵入を防ぐことで、今後蜂が寄りにくい環境を作ることができます。
また蜂は、ハッカ油や、炭を作るときに採れる液体である木酢液の匂いを嫌うため、庭やベランダにこれらの匂いをするものを置いて対処する方法もあります。
ただ、時間が経つと効果が薄れてしまうので、月に1回は新しいものと交換する必要があります。
さらに、これらの匂いは人やペットに悪影響が出てしまうケースがあります。体が小さいお子さまや、ペットを飼っているご家庭では使用の際に注意が必要です。
そのため、まずはエアコンの室外機を防虫ネットで覆い、蜂が侵入できないよう対処することから始めましょう。
室外機の蜂の巣は早めの駆除を
今回は、エアコンの室外機にできた蜂の巣を駆除する方法について解説してきました。
蜂の巣がまだ小さい場合は、自分で駆除できる場合もありますが、適切で安全な駆除をするためには、業者への依頼がおすすめです。
業者選びで迷った場合には「ハチ王」にご相談ください。
ハチ王は、全国にネットワークを持っており、現場まで最短5分で駆けつけて蜂の巣を駆除するスピード感が自慢です。
また、24時間365日相談を受け付けており、現地見積もりは無料のため、お気軽にご相談ください。
＞ハチ駆除の料金のご案内はこちら
＞＞ハチ駆除の無料の現地調査依頼はこちら
フリーダイヤル：0120-996-974（電話受付時間8時〜22時）
メール：365日24時間受付
