初期のアシナガバチの巣を駆除する方法!見分け方や注意点も
 

アシナガバチはおとなしい性格をしており、スズメバチに比べて攻撃性や毒性は強くありません。

しかし、人を刺すことがある蜂であり、アシナガバチの中には攻撃性が高い種類も存在するため、アシナガバチの巣を見かけた場合には早急に駆除をするべきでしょう。

この記事では、初期のアシナガバチの巣の駆除の難易度や方法、駆除する際の注意点について解説していきます。

 

初期のアシナガバチの巣は駆除しやすい?

初期のアシナガバチの巣は駆除しやすい?

 

アシナガバチは刺激されない限り、人を刺すことはなく攻撃性も低い蜂で、庭の木につく毛虫や、カメムシといった害虫を捕食してくれる益虫の一面も持っています。

春になって気候が暖かくなると、前の年に生まれ冬越しをしたアシナガバチの女王蜂が1匹で活動を開始し、巣を作り始めます。

アシナガバチの巣が大きくなって働き蜂が増えてくると、女王蜂の代わりに働き蜂が巣作りをおこない、女王蜂は産卵に集中します。

4~5月頃に1匹で巣を作っていた場合、女王蜂である可能性が高く、比較的穏やかな性格のため、アシナガバチの巣は、その初期の段階であると比較的駆除しやすいでしょう。

 

アシナガバチの巣の特徴と見分け方

アシナガバチの巣の特徴と見分け方
 

アシナガバチの巣は、シャワーヘッド型やハスの花托型と言われていて、六角形の巣の穴が外からでも見えるようになっているのが特徴です。

私たちの生活圏に生息している蜂の中で、スズメバチの巣はマーブル模様に、丸いもしくは、フラスコ型をしているもので、ミツバチの巣は、六角形が規則正しく連なった平らな板のような形になります。

また、アシナガバチの体長は21mm~26mmほどで細身の身体をしており、後ろ足をだらんと垂らして、フラフラとゆっくり飛んでいることが特徴です。

 

初期のアシナガバチの巣を駆除する方法

初期のアシナガバチの巣を駆除する方法
 

初期のアシナガバチの巣は比較的駆除しやすいですが、自分で駆除をする場合は刺される危険性もあるのでしっかり準備をしましょう。

ここでは準備するものと、駆除の方法・手順を詳しく解説していきます。

 

準備するもの

1.蜂用の駆除スプレー
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2.防護服・手袋
※防護服の代わりとして、厚手の長袖・長ズボンにレインコートなどを重ねておくと、レインコートの素材で蜂が滑りやすく、厚手の素材を着ることで、針が皮膚に届かないようにすることができます。また、手袋は革製の厚手のものがおすすめです。
 
3.顔や頭を守るための帽子・マスク・ゴーグル・タオル
※頭から顔も全て露出がないようにする必要があります。マスク、ゴーグル、帽子を装着したら、針が届かないように、タオルで厚みを出したり、隙間が出来ないように工夫します。
 
4.長靴やブーツ
※ズボンの裾から蜂が入ってくる可能性があるので、ズボンを長靴やブーツの中に入れ込んで、隙間がないようにします。
 
5.長い棒やほうき
 
6.トング
 
7.ゴミ袋
 
8.懐中電灯と赤いセロファン紙
※夜間に蜂駆除をおこなう場合に使用します。

 

方法・手順

準備ができたら、アシナガバチの巣の駆除作業をおこないます。駆除をおこなう時間は、蜂が巣に戻って休んでいる夜の9時頃がおすすめです。夜が難しい場合は、早朝や夕方など、比較的蜂が活動を抑える時間帯にしましょう。

夜に駆除をおこなう時には、懐中電灯のライト部分に赤いセロファン紙を張ってアシナガバチの巣の位置を確認します。これは、蜂が赤い色を認識しづらいと言われているためで、蜂を寄せ付けないための対策になります。

駆除をする時は、風がない時が望ましいのですが、強風でなければ多少風が吹いていてもおこなって問題はありません。ただし、風向きには注意する必要があります。殺虫剤をアシナガバチの巣の風上2~3メートル先から噴射します。巣を攻撃されたことで、アシナガバチが襲ってくることもありますが、距離を取りながら、噴射をし続けます。

巣に止まっているアシナガバチがいなくなったことが確認できても、念のため巣穴に向けて30秒ほどスプレーを噴射してから、長い棒やほうきを使って巣を落としましょう。

落としたアシナガバチの巣や死骸はトングを使ってゴミ袋に入れ、念のため袋の中にもスプレーを噴射し、密閉してゴミとして出します。

その後、蜂の巣が作られた周辺に、再度スプレーを撒いておきましょう。

 

初期のアシナガバチの巣を駆除する際の注意点

初期のアシナガバチの巣を駆除する際の注意点
 

初期のアシナガバチの巣の駆除であれば、働き蜂の数が少なく、比較的安全に駆除することが可能ですが、刺される危険性が全くないわけではありませんので、注意が必要です。

 

注意点と準備しておくもの

・アシナガバチを含む蜂は、黒色に反応して飛んでくる習性があるため、服装は黒でない色を選ぶ。

・柑橘系や甘い匂いはアシナガバチをひきつけてしまうため、香水や制汗剤は使わず、先にシャワーを浴びて体臭を消しておく。

・万が一刺されてしまった時のために、抗ヒスタミン軟こうやステロイド軟こうと保冷剤を準備しておく。

・アシナガバチの巣を駆除した後も、定期的に巣ができた場所周辺に忌避剤を撒いておく。

初期のアシナガバチの巣を駆除する場合には

アシナガバチの性格がおとなしいことから、初期のアシナガバチの巣は、比較的駆除しやすいといえます。

しかし、アシナガバチの中には、気性が荒く危険といわれているキアシナガバチという種類もいて、巣に近づくと働き蜂だけでなく、雄蜂や女王蜂も攻撃してくることがあります。

また、アシナガバチに刺された場合、スズメバチに比べて毒性は低いものの、刺された痛みは蜂の中でも非常に高く、アナフィラキシーショックを発症する可能性があるため、初期であっても、アシナガバチの巣の駆除は蜂駆除業者へ依頼するのがおすすめです。

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