【庭木の蜂対策】おすすめの方法・グッズを紹介
 
過去に庭木に蜂の巣を作られたことがある、庭で蜂を見かけることが多いなどで、蜂の巣対策をお考えでしょうか。
 
庭木は蜂が巣を作りやすい場所のひとつで、「気付かずに巣が大きくなっていた」「草むしり中に刺された」といった事例も少なくありません。
 
今回の記事では、庭木に蜂の巣が作られやすい理由から、おすすめの対策方法やグッズ、万が一巣ができてしまった場合の対処法をご紹介します。
 

庭木に蜂の巣が作られやすい理由

それではまず、庭木に蜂の巣が作られやすい理由を解説します。蜂に巣が作られやすい場所には、以下のような特徴・条件があります。
 
・雨や風、直射日光を避けられる
・天敵から巣を守ることができる
・エサや巣材を近くで獲ることができる
 
庭木は、上記の条件を満たしており、枝葉が茂ることで雨風を防ぎ、人目にもつきにくくなっています。
 
また、スズメバチやアシナガバチは木の繊維を使って巣を作るので、周囲に自然環境がある庭木に巣を作ればすぐ近くで巣材を集めることができます。さらに、庭には幼虫のエサになる昆虫が存在することも多く、働き蜂や女王蜂がエサにする花の蜜や樹液も集めやすいので、蜂にとって活動がしやすい場所になります。
 
以上の理由から、庭木には巣が作られやすいのです。
 

【庭木の蜂対策】おすすめの方法・グッズを紹介

おすすめの方法・グッズを紹介
 
庭木は蜂の巣が作られやすい場所になりますが、適切な対策を講じることで作られるのを防ぐことができます。
ここでは、庭木の蜂対策におすすめの方法とグッズを紹介します。
 

定期的な剪定

庭木の枝や葉が多く茂っていると、蜂にとって巣作りをしやすい場所になってしまいます。
 
そのため、定期的に剪定をして、枝などが密集せず、見通しや風通しが良くなるようにすることで、蜂がその場所を選ばない可能性が高くなります。
 
なお、剪定の後には、地面に落ちた枝や葉などは取り除いておきましょう。
 
また、蜂が巣作りを始める4月~6月頃におこなうことが重要です。
 

忌避スプレーの活用

市販されている蜂駆除スプレーには、駆除効果のある成分の他に、蜂が嫌がる成分が含まれているものも多く、忌避効果も期待できます。
 
そのため、庭木やその周辺に忌避スプレーを散布するのもおすすめです。ただし、植物に直接かけてしまうと枯れてしまう成分が含まれたものもあるので、事前に確認が必要です。忌避スプレーの中には植物への影響が少ないタイプもあるため、そうした製品を選びましょう。
 
小さな子どもやペットがいる環境で、人や動物、植物への影響が少ない忌避効果のあるものを使いたい場合には、木酢液やハッカ油を使ったものがおすすめです。
 
木酢液は植物の育成促進にも使われることもあり、独特の焦げたようなにおいは蜂が嫌うので忌避効果が期待できます。また、ハッカ油も蜂が嫌うにおいの一つで、人にとってはにおいがきつすぎないので、使いやすいでしょう。ただし、木酢液は濃度によっては植物を枯らしてしまうことにもなり、ハッカ油のような精油は猫にとっては有害物質になるので、猫を飼っている方は使用しないほうが良いでしょう。
 
なお、忌避スプレーの効果は、市販の蜂駆除スプレーで1ヶ月程度、木酢液を使ったスプレーは1~2週間程度、ハッカ油のスプレーは数日程度ですので、定期的な散布が欠かせません。さらに、雨が降ると流れてしまうので、雨の後には必ず撒くようにしましょう。
 

蜂捕獲器の設置

蜂捕獲器は、蜂が好むにおいの液体(誘引剤)などで蜂を呼び寄せて捕獲するものです。
 
切り込みを入れたペットボトルにその液体を入れておくことで、蜂がにおいに引き寄せられ、中で溺れたところを捕獲する「ペットボトルトラップ」もその一種です。
 
女王蜂が活動を始める4月~6月頃に庭木に吊るしておくことで、女王蜂を駆除し、巣作りをさせないことができる対策グッズになります。
 
なお、蜂捕獲機は巣を作る女王蜂を駆除するためのもので、働き蜂が活動を始める夏以降にもそのままにしてしまうと、大量の働き蜂を引き寄せてしまうこともあり危険ですので、7月以降は撤去するようにしましょう。
 
以下の記事で、ペットボトルを使った蜂捕獲器の作り方や注意点をご紹介していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。。
 
>>ペットボトルトラップでの蜂駆除方法を解説!作り方・注意点など
 

庭木に蜂の巣ができた場合には

庭木に蜂の巣ができた場合には
 
いくら対策をしていても、庭木に蜂の巣ができてしまうことはあります。3~5cm程度の巣の作り始めで、駆除の際に距離を取りながら作業ができる環境であれば、自力での駆除も可能です。
 
しかし、スズメバチやアシナガバチの巣は木の繊維を使って作られるので、庭木の場合、巣に気付かないまま大きくなってしまうことも多いです。
 
また、庭木の高いところにあって、梯子などを使わなくてはいけない場合は、墜落・転落するリスクもあります。そのような場合や、巣が大きくなっていて働き蜂が多くいる状況では、刺されてしまう可能性が高くなるので、自力での駆除は大変危険です。さらに、巣を壊した際に女王蜂が逃げてしまうと、再び同じ庭木に巣を作られる可能性もあるため、専門の業者への依頼をおすすめします。
 
経験豊富な蜂駆除の専門業者であれば、庭木の高い位置にできた蜂の巣でも確実に駆除し、再発対策も講じてくれますので、早めに信頼できる専門の業者に相談しましょう。
 

庭木の蜂対策は重要

蜂は、風雨を避けられ、天敵から巣を守ることができることに加えて、巣材やエサを調達しに行きやすい場所に巣を作ります。
 
そのため、枝や葉が生い茂っている庭木は巣が作られやすい場所です。そのため、定期的な剪定や忌避スプレーの使用、女王蜂捕獲器の設置などで、巣作りを予防することが大切です。
 
しかし、対策をしても完全には防げないので、蜂の巣ができてしまうことがあります。
 
もし、庭木に蜂の巣ができてお困りであれば、ぜひ「ハチ駆除クイック」へご相談ください。
 
ハチ駆除クイックは、全国対応の蜂駆除専門業者で、過去10年間で10万件以上の蜂駆除をおこなってきた実績がございます。
 
蜂の種類や巣の大きさによる料金変動はなく、提示した金額にご納得いただいた上で、駆除作業に入らせていただき、駆除後の追加料金の発生は一切ございません。
 
また、万が一、一ヶ月以内に同じ庭木に巣ができてしまった場合には、無料で対応するアフターフォローもございます。
 
まずは見積もりのみというご相談も歓迎ですので、お気軽にご連絡ください。
 
フリーダイヤル:0120-996-974(電話受付時間8時〜22時)
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