作り始めの蜂の巣は自分で駆除できる?方法・注意点
 

春になると、女王蜂が冬眠から目覚め、一匹で巣を作り始めます。

女王蜂が作り始めた蜂の巣はまだ小さく、働き蜂の数も少ないため、完成された巣に比べて、自分での駆除も比較的やりやすいです。

この記事では、作り始めの蜂の巣を自分で駆除する方法と注意点について解説していきます。

 

作り始めの蜂の巣は自分で駆除できる?

作り始めの蜂の巣は自分で駆除できる?
 

女王蜂は4月~5月頃になると冬眠から目覚め、巣を作り始めます。作り始めの巣の大きさは4~6センチほどで、基本的に巣の周りに蜂は一匹しかいません。

その頃の女王蜂は比較的おとなしく、他に蜂もいないため、自分で駆除をすることも可能です。

自分で駆除をする場合は、女王蜂が作り始めた巣であるか、まだ働き蜂が少ない6月頃まで、大きさは10センチから15センチほどを目安にしましょう。

それ以降は、蜂の巣が大きくなるにつれて、蜂の数が増え、攻撃性も増してくる為、自分で駆除するのは危険が伴います。

 

作り始めの蜂の巣を駆除する方法

作り始めの蜂の巣を駆除する方法
 

作り始めの蜂の巣を自分で駆除する場合、攻撃性が低いとはいえ、刺される危険がないわけではないので、しっかりと準備をして作業をしましょう。

 

準備するもの

1.蜂用の駆除スプレー
おすすめの蜂駆除スプレーに関する情報はこちら
 
2.防護服
※防護服が準備できない時は、厚手の長袖・長ズボンにレインコートなどを重ねて着るのがおすすめです。
 
3.顔や頭を守るための帽子・マスク・ゴーグル・タオル
※マスクの上にタオルを巻き、ゴーグルをかけて深く帽子をかぶります。さらに、隙間や肌の露出部分がないようにタオルを使って隙間をなくします。
 
4.長靴やブーツ
※ズボンを長靴やブーツの中に入れ込んで、隙間がないようにします。
 
5.長い棒やほうき
※蜂の巣を落とすために使います。
 
6.トング
※駆除した蜂の巣と死骸をゴミ袋に入れるために使います。
 
7.ゴミ袋
※駆除した蜂の巣と死骸を入れてゴミに出します。
 
8.懐中電灯と赤いセロファン紙
※夜間に蜂駆除をおこなう場合に使用します。

 

方法・手順

準備ができたら、蜂の巣の駆除作業をおこないます。駆除をおこなう時間は、蜂が巣に戻って休んでいる夜の9時頃がおすすめです。夜が難しい場合は、早朝や夕方など、比較的蜂が活動を抑える時間帯にしましょう。

夜の暗い時間に蜂の巣の駆除をおこなう場合は、懐中電灯をそのまま点灯すると、光に蜂が寄ってきてしまう可能性があるため、蜂が認識しづらい赤いセロファン紙をライト部分に貼り付けます。

駆除は無風の時が望ましいのですが、風がある場合は、風向きに気を付けて、風上の蜂の巣から2~3メートル距離を取った状態で、駆除スプレーを噴射します。その時、攻撃されたことにより蜂が巣から出てきて襲ってくることもありますが、距離を取りながら、噴射をし続けます。

巣から蜂が出てこなくなっても、念のため巣の内部にも30秒ほどスプレーを噴射してから、長い棒やほうきを使って巣を落とします。

落とした蜂の巣や死骸はトングを使ってゴミ袋に入れ、念のため袋の中にもスプレーを噴射し、密閉して地域のルールに則ってゴミとして出します。

その後、蜂の巣が作られた周辺に、駆除スプレーを撒いておきます。そうすることで、再度巣を作られる可能性を低くすることができます。

 

作り始めの蜂の巣を駆除する際の注意点

作り始めの蜂の巣を駆除する際の注意点
 

作り始めの蜂の巣はまだ働き蜂の数が少なく、比較的安全に駆除することが可能ですが、それでも刺される危険性はゼロではありません。一度でも蜂に刺されたことがある方は、二度目に刺されてしまうと、重篤なアナフィラキシーショックを起こしてしまうこともあります。

駆除をする際には、蜂が好む黒色のものを身につけることは避け、蜂が好む香水や制汗剤など甘い匂いをつけることも避けましょう。

また、駆除をした後も蜂の巣があった場所を観察し、蜂が飛んでいないかチェックをしておきましょう。定期的に忌避剤を撒いておくことも重要です。

作り始めの蜂の巣は駆除しやすいが…

作り始めの10センチから15センチほどの蜂の巣であれば、自分で駆除をすることも可能ですが、思いのほか働き蜂が多くいることもありますし、攻撃性の高く毒性が強い針を持っているスズメバチに刺されてしまうと、一回でも重篤なアナフィラキシーショックを起こしてしまう可能性があります。

蜂駆除用のスプレーや、身体を守る為の防護服や代わりになるものを準備し、作業には細心の注意を払う必要があります。

そのため、作り始めであっても、蜂の巣の駆除は専門の業者へ依頼することがおすすめです。

ハチ王では、安全かつ確実な蜂の巣の駆除サービスを提供しています。ホームページで料金が分かる料金シミュレーションを導入しており、お住まいの地域と作業場所を入力して頂くだけで、確定料金が分かるようになっています。

蜂の被害にお困りの方はぜひ、料金シミュレーションをお試しの上、ハチ王へご依頼ください。

>>ハチ駆除の無料の現地調査依頼はこちら
 

フリーダイヤル:0120-996-974(電話受付時間8時〜22時)
メール:365日24時間受付