屋根裏に蜂の巣ができたらどうする?正しい対処法を解説
 
蜂は木の枝や木のくぼみなどの自然環境のほかに、屋根裏や壁の中など家の人目につかないような場所にも巣を作ります。

「最近、蜂が飛び回っているけど、巣が見つからない」「屋根裏に蜂が出入りをするのを見かけた」

そのような場合、屋根裏に蜂の巣が作られてしまっている可能性があります。

この記事では屋根裏に蜂の巣ができてしまった場合の対処法について解説していきます。

 

屋根裏の蜂の巣駆除が難しい理由

屋根裏の蜂の巣駆除が難しい理由
 
屋根裏とはいえ、家の中に蜂の巣がある状況は好ましくなく、すぐにでも駆除してしまいたいと思うかもしれません。

しかし、屋根裏にできた蜂の巣の駆除は、状況を確認しづらく、危険な高所の作業であること、蜂から距離を取れないことなどの要因から非常に難しいです。

屋根裏の蜂の駆除が難しい理由について、詳しく解説していきます。

 

状況を確認しづらい

屋根裏は一般的に、暗くて狭いことが多いため、蜂の巣の正確な位置や大きさを確認するのが困難になります。視野が悪い状況で動き回ることで、思いのほか蜂の巣に近づいてしまうなんてことも。

状況を確認するために、懐中電灯を使うことも危険が伴うことがあります。懐中電灯の光を巣に当ててしまうと、蜂の防衛本能が働き、攻撃してくる可能性があります。

また、蜂は明るいところを目指すという習性があるので、懐中電灯の光に寄ってきてしまいます。

 

高所での作業

屋根裏に入らず、梯子をかけた状態で蜂の巣を探し、スプレーを撒くことにした場合は高所で動きづらい環境での作業になります。

不安定な足場での作業だと、蜂が襲ってきた場合に焦って転倒してしまうこともあり得ます。

バランスが取れない高所の作業は、慣れない人がおこなうことは大変危険といえるでしょう。

 

逃げ場が確保できない

屋根裏にある蜂の巣の場所が確認出来ても、逃げ場が確保できない状況での駆除は危険を伴います。

蜂は巣に近づくものがあると、防衛本能が働き一斉に攻撃してくる習性を持っています。しかし、駆除するためにはある程度は蜂の巣に近づきつつ、逃げ場を確保しながらスプレーを撒く必要があります。

屋根裏の場合は、庭木にできた蜂の巣の駆除のように逃げ場を確保できない可能性が高いため、蜂が襲ってきた際に逃げられなくなってしまうかもしれません。

 

屋根裏にある蜂の巣の駆除方法

屋根裏にある蜂の巣の駆除方法
 

自分で屋根裏にある蜂の巣を駆除をする場合は、蜂駆除スプレーと長い棒、ゴミ袋を準備した上で身体を蜂の針から守るための厚手の長袖・長ズボン、軍手の他に、虫よけネット付きの帽子などを準備しましょう。

また、蜂は黒い色や強い匂いに反応するため、衣服は黒を選ばずに、駆除をする際は汗や香水の匂いがないよう一度お風呂に入っておきます。

懐中電灯には、蜂が認識しづらいといわれている赤いセロファンをライト部分にあて、蜂が反応しないような工夫をします。

蜂の巣の駆除の時間帯としては、蜂が巣に戻って休む夕方から夜間、とくに夜の9時頃がおすすめです。

準備が整ったら、屋根裏にある蜂の巣の位置を確認し、蜂駆除スプレーを30秒ほど噴射し続けます。もし、巣から蜂が出てきても、噴射を続け1缶を全て使い切るつもりで噴射します。

蜂の巣の駆除は、スプレーを噴射した翌日におこないます。翌日に巣の周りに再度スプレーを噴射し、蜂が出てこないことが確認できたら、長い棒を使って巣を落とします。

一度スプレーを噴射し、翌日まで待つことで、外に出ていた働き蜂も残らず駆除することができます。

巣を落とせたら、ビニール袋に蜂の巣と蜂の死骸を全て入れて、きつく密閉した上で、地域のルールに則ってゴミに出します。

また、屋根裏には蜂の巣が再度作られてしまうことを予防するために、忌避剤を撒いておくと良いでしょう。

なお、駆除作業を自分でおこなう場合、巣がまだ小さいうちやアシナガバチなど攻撃性が低い種類であれば良いですが、巣が大きくなっていたり、スズメバチである場合は蜂駆除の専門業者へ依頼することがおすすめです。

もし大量の蜂が襲ってきて、何度も刺されてしまうと、最悪の場合は命を落とすこともありますし、自分だけでなく家族に被害が及ぶ可能性もあります。

プロの蜂駆除業者であれば、屋根裏での作業にも慣れていて、家族に被害が及ばないよう万全の対策の上で駆除をおこないます。

屋根裏にある蜂の巣の駆除を依頼するなら

屋根裏にある蜂の巣でお困りの場合には、ぜひハチ王へご相談ください。

ハチ王は過去10年間で10万件以上の蜂駆除をおこなってきたプロの蜂駆除業者です。屋根裏にある大きなスズメバチの巣も30分ほどの作業で完全に駆除をさせて頂いた実績もあります。

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屋根裏に蜂の巣がある場合には

屋根裏に蜂の巣がある場合には
 

屋根裏に蜂の巣ができてしまった場合、家の周りを働き蜂がつねに飛び回って、刺される危険性におびえながら生活をすることになってしまいます。

屋根裏の蜂の巣の駆除は、高所作業で危険性が高く、状況を確認しづらい、逃げ場を確保できないなど、安全な作業が非常に難しい場所となります。

そのため、屋根裏に蜂の巣がある場合には、すぐに蜂駆除業者へ依頼することがおすすめです。