「家の周りにスズメバチの巣ができて困っている」
「スズメバチの巣を駆除したい」
という方がいるかと思います。ハチが来る前に対策しようと思っても、スズメバチの活動時期が分からず、どう対処したらいいかお困りの方も多いでしょう。
結論を言うと、スズメバチは4月頃、つまり春から女王蜂が冬眠から目覚めて活動を開始するため、巣作りを始める春頃に対策すると、自宅の安全を確保することが可能です。
ここでは、スズメバチの活動時期について詳しく解説しますので、事前の対策や駆除をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
スズメバチの活動時期について
スズメバチの活動時期は4月頃〜11月と比較的長く活動を続けます。まずは、スズメバチの活動を1年通してみていきましょう。
1年の活動
4月下旬頃〜5月:季節は春。女王蜂が冬眠から目覚めて巣作りと子育てを開始する時期
6月〜7月頃:季節は初夏。女王蜂が巣作りを完了し、働き蜂が増えはじめて巣も大きくなる時期
7月〜10月頃:季節は夏から秋。働き蜂の活動が活発になり、新女王蜂が生まれる時期
以上のように、スズメバチは4月下旬頃、女王蜂が巣作りのために活動を開始します。春頃になるとスズメバチが飛び回っているのを見かけることが多くなるかと思います。
対策や駆除をするのであれば、スズメバチが繁殖を行う前である春に行うのが最適と言えます。
危険な時期
スズメバチの活動する時期で最も危険なのは、7月〜10月頃です。なぜなら、巣の中で大量に増えた働き蜂が、女王蜂を守るため活動が活発になり、巣への攻撃に対して非常に敏感になる時期だからです。
7月〜10月頃に巣を駆除しようと刺激すると、スズメバチの集団に襲われるリスクが高くなるため、注意しましょう。
もし7月〜10月頃にスズメバチの巣を見かけたら、場合によっては数百匹のスズメバチが潜んでいる可能性もあるため、むやみに手を出さないようにし、小さなお子様にも注意を促すようにしましょう。
落ち着く時期
スズメバチの活動が落ち着くのは、10月以降です。10月以降は、新女王が誕生し冬眠場所を探すため巣立ちをするため、巣の中が空っぽになっていることが多いです。
巣を守っていた働き蜂は、毎年11月下旬頃には死滅してしまうため、冬を越すことはありません。スズメバチの巣を駆除する場合は、巣の中が確実に空っぽになっていることを確かめてから対処が必要です。
スズメバチの巣の駆除に適した時期
スズメバチの巣を駆除するのに適した季節は、4月頃です。というのも、春先であれば女王蜂一匹だけで活動しているケースが多く、巣が作られたとしてもサイズが小さいことが多いからです。
冬の時期でも働き蜂が死滅した後に巣を除去することも可能ですが、先述のように働き蜂が確実にいなくなったかどうか、「中を確かめる必要がある」ため、おすすめしません。
実際スズメバチの活動時期は、地域の気温差によっても若干異なります。そのため、スズメバチの巣が作りかけである春先に対処するのが最適と言えます。
スズメバチの自力での駆除は危険
スズメバチを駆除するには、市販の殺虫剤や防護服を買い揃えれば誰でも実践する準備は整えられます。
しかし、スズメバチ駆除を自力で行うのはリスクが伴います。理由は以下の通りです。
・巣が高所に作られた場合は落下のリスクがある
・防護服を着ていても針が貫通することがある
(※実際2023年に防護服を貫通し専門業者の方が亡くなった事例もあります。)
・大きいスズメバチの巣は、ノコギリで分解しなければならないほど手間がかかる
・巣を刺激して近隣を危険に晒すリスクがある
スズメバチを駆除するには、リスクに備えて入念な準備が必要です。
巣が小さくて安全性が高いという状況でないのであれば、スズメバチ駆除はプロに任せたほうが無難と言えます。
スズメバチの活動時期を理解しましょう
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今回は、スズメバチの活動時期について解説してきました。
改めて、スズメバチを駆除するのであれば、女王蜂が目覚めて巣が作りかけの4月頃が最適です。
とはいえ、作りかけである判断や、中に働きバチがいるかの判断が難しいことから、スズメバチの巣の駆除は大きなリスクを伴いますので、基本的には業者に依頼しましょう。
ハチ駆除業者をお探しであれば、ぜひ「ハチ王」にご相談ください。
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「今すぐスズメバチをなんとかしてほしい」という場合でも、最短5分で現場に駆けつけられるスピード感があるため、不安を抱えたまま過ごすより、いつでもお気軽にご相談ください。
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