粘着シートでスズメバチを捕獲する方法とコツを解説
 
スズメバチ駆除にはさまざまな方法がありますが、粘着シートを使った捕獲方法は比較的手軽な方法になります。

また、粘着シートを使った捕獲は、スズメバチが死んでしまうため、比較的安全に駆除できるでしょう。

この記事では、粘着シートでスズメバチを捕獲する方法とコツについて詳しく解説していきます。

 

スズメバチを捕獲できる粘着シートとは?

粘着シートを使って、害虫や害獣を捕獲できるものがありますが、同様にスズメバチを捕獲できる粘着シートがあります。

スズメバチを捕獲できる粘着シートは、スズメバチが反応して寄ってくる黒色が多く、木やベランダなど蜂の巣ができやすい場所の近くに吊るタイプや平置きタイプがあります。

スズメバチが触れると離れることのできない強い粘着力を持ち、脚や翅がくっついて動くことができなくなります。

外に吊り下げたスズメバチが粘着シートに固定されることにより、脱出しようともがくことで大量のエネルギーを消耗し、食べ物や水分をとることができないため衰弱していき、さらに、捕獲された状態にストレスを感じることで、死に至る場合もあります。

このように、スズメバチを捕らえて衰弱させることが出来るので、比較的安全に駆除できます。商品によっては、スズメバチを捕らえた面を折り畳むことが出来るタイプもあります。

 

スズメバチ捕獲用の粘着シートはどこで売ってる?

スズメバチ捕獲用の粘着シートはどこで売ってる?
 
スズメバチ捕獲用の粘着シートは100円ショップでも販売されています。安価で買いやすいのですが、吊り下げるタイプではなく、平置きタイプのものなどで設置場所を考慮した上での購入をおすすめします。

他にもホームセンターで2枚入りで1,500円程度、通販などで10枚入りで2,000円程度で購入することができます。いずれも黒色で吊り下げることの出来るタイプが多く、水に強い超強耐水紙を使用しているものもあります。

 

粘着シートでスズメバチを捕獲する方法とコツ

粘着シートでスズメバチを捕獲する方法とコツ
 
ここでは、粘着シートを使ってスズメバチを捕獲する方法とコツについて詳しく解説します。

 

設置方法・コツ

粘着シートは、スズメバチを頻繁に見かけたり、出入りする場所、巣が作られそうな軒下や庭の木の近くなどに、スズメバチがよく飛び回る地面から1~3mくらいの高さの場所に設置します。

粘着シートに捕まったスズメバチは匂いで仲間を呼ぶので、シートの大きさによっては、数10匹くらいのスズメバチを捕獲することができますが、設置するのにおすすめの時期は女王蜂が巣を作り始める春先で、巣の予防として使用するのがおすすめです。

また、その際には誘引剤を入れた捕獲器を併用することで、スズメバチを呼び寄せることができ、効果が上がります。

 

捕獲したスズメバチの処分方法

粘着シートで捕獲したスズメバチは、数日経つと、エサや水分をとることが出来ず、ストレスも相まって命を落としますが、スズメバチは死骸でも触れることで反射的に毒針で刺してくることがあります。

また、日数が経っていないと生きている可能性もあるので、処分の際にも防護服を着用するか、厚手で長袖の上着に長ズボンを履き、軍手を何枚か重ね、顔周りも帽子を被ったりゴーグルをつけて、肌が露出している部分がないようにします。

準備ができたら、念のため粘着シートに殺虫スプレーをかけます。また、粘着シートにスズメバチが捕獲されていることによって他のスズメバチが飛んでいることもありますので、ゆっくりと冷静にそれらのスズメバチも殺虫スプレーで駆除しましょう。

動いているスズメバチがいなくなったら、粘着シートをトングなどを使ってゴミ袋に入れます。

念のためゴミ袋の中にも殺虫スプレーをかけておき、密閉して、ゴミとして出します。

 

スズメバチ捕獲用の粘着シートを使用する際の注意点

粘着シートを使ったスズメバチの捕獲は数10匹程度であれば可能ですが、巣が作られてしまっている場合には何百、何千ものスズメバチが巣に潜んでいる可能性があるため、完全な駆除は難しいです。

そのため、粘着シートを使うのは、春先の女王蜂による巣作りの予防に適していて、巣ができてしまった場合の駆除には向きません。

むしろ、粘着シートに捕獲されたスズメバチによって、多くの仲間が呼び寄せられ、かえって危険となる場合もあるので、蜂の巣が作られた場合には、専門の蜂駆除業者に依頼しましょう。

粘着シートを使ったスズメバチ駆除について

スズメバチの捕獲に使える粘着シートは、100円ショップやホームセンターなどでも販売されているため、安価で気軽に購入しやすい駆除グッズです。

スズメバチが攻撃してくる黒色でおびき寄せ、粘着面にスズメバチの脚や翅がくっつくことで、逃げ出すことができなくなるため、捕獲することができます。

さらに、粘着シートに捕獲されたスズメバチは栄養を摂ることが出来ず、徐々に衰弱して死に至るため、比較的安全な駆除方法といえます。

しかし、粘着シートを使ったスズメバチ駆除は、春先の女王蜂の駆除に使うことが推奨され、巣が作られた後の働きバチが活発な時期には向きません。

スズメバチの巣を作られてしまった場合は、ぜひ「ハチ王」へご依頼ください。

ハチ王は全国対応で、過去10年間で10万件以上の作業をおこなってきた実績を持つ蜂駆除の専門業者です。

ご依頼者さまの安全に配慮し、迅速かつ丁寧に駆除作業をさせて頂きます。

また、ホームページの料金シミュレーションを試していただくことで、あらかじめ料金が確定し、スズメバチであっても料金変動は一切ありませんので、安心してご依頼ください。

フリーダイヤル:0120-996-974(電話受付時間8時〜22時)
メール:365日24時間受付

>>ハチ駆除の無料の現地調査依頼はこちら