蜂には、女王蜂、働き蜂、雄蜂がいて、それぞれ役割が異なっています。
基本的に蜂の中で、働き蜂が最も危険で、女王蜂は巣の繁栄を支える重要な個体であり、産卵をし働き蜂を増やします。
この記事では、女王蜂の特徴、生態や見分け方について詳しく解説していきます。
女王蜂とは?
女王蜂は巣の中で一匹しかおらず、身体の大きさは働き蜂や雄蜂に比べて一回りほど大きくなります。
スズメバチやアシナガバチの働き蜂や雄蜂は冬を越すことなく死に絶えてしまうので、冬を越して春頃に一匹で巣作りをしている場合、それは女王蜂になります。
特徴・生態
女王蜂の寿命は種類によって異なりますが、1~3年で1つの巣の中に女王蜂は1匹しかいません。
基本的には、春頃に越冬した女王蜂が1匹で巣作りを始め、働き蜂や雄蜂を産みます。7月頃には働き蜂が増えてくるため、女王蜂は外に出てくることはなく、雄蜂と交尾をし、産卵に専念します。
女王蜂は他の働き蜂や雄蜂に比べて身体が大きいのですが、色や形はほぼ同じなため、比べて観察しない限りは違いはわからないかもしれません。
雄蜂との違い
雄蜂は、繁殖の目的のみで存在し、秋の繁殖期の頃に誕生します。女王蜂や働き蜂と違って毒針を持っておらず、巣の中から出てくることはほぼありません。また交尾を終えた雄蜂はすぐ死んでしまうので、人が目にすることはほとんどありません。。
ただし、ミツバチの雄蜂は新しい女王蜂が巣から飛び立つと、追いかけるように一緒に飛び立つことがあります。
働き蜂との違い
働き蜂の全てはメスですが、女王蜂より小さい身体で、産卵をすることはなく、女王蜂や幼虫の世話、エサ集め、巣作りなど、蜂の生態系の中で産卵以外の全ての仕事をおこなっています。
女王蜂と同様に毒針を持っており、蜂に刺されたという被害のほとんどは働き蜂によるものです。
女王蜂の危険性
女王蜂の最大の役割は産卵であるため、夏から秋にかけては女王蜂を見かけることはほぼありませんが、春頃に1匹で巣作りをするため、見かけるケースもあるでしょう。。
越冬後の女王蜂は体力を消耗しており、巣作りを1匹でしなくてはならないので、基本的に刺激しない限り人を襲ってくることはありません。
しかし、越冬する女王蜂はまれに天気の良い日の洗濯物に紛れ込むことがあります。また、朽ちた木の間や土の中にも越冬中の女王蜂が潜んでいることもあります。
越冬中の女王蜂を刺激してしまうと、防衛本能が働き、強い毒性を持った針で攻撃してきます。そのため、女王蜂の危険性が一番高いのは越冬中に刺激してしまうことです。
女王蜂を見かけた場合の対処法
女王蜂を見かけた場合、多くは1匹であることが多いため、自分で駆除できると思うかもしれません。
しかし、女王蜂は「子孫を残す」という役目を持っており、それを脅かされる場合には種の存続のために必死で行動をし、人を刺すことがあります。
さらに女王蜂は大きな身体を持っていることから、毒液の量も多く1回刺されただけで、重篤なアナフィラキシーショックを起こしてしまう可能性が高いです。
そのため、たとえ1匹であっても駆除は簡単ではなく、業者に依頼するのがおすすめです。
女王蜂を見かけた場合には
女王蜂は春頃に活動を始め、1匹で巣作りを始め、産卵をおこないます。働き蜂と同様に毒針を持っていて、身体の大きさから威嚇性も強く、毒液の量が多いことから、たとえ1匹であっても危険性が高い存在です。
また、女王蜂は越冬場所として冬の天気が良い日に洗濯物に紛れていることがあり、刺激すると冬眠から起こされたことで気が立っていて、防衛本能から毒針で攻撃してきます。
そのことから、女王蜂を見かけた場合には、蜂駆除の専門業者へ駆除を依頼しましょう。駆除業者に安全かつ、完全に女王蜂を駆除してもらうことで、巣を作られることが防げるため、蜂が増える被害を抑えることもできます。
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