スズメバチは非常に攻撃的で、その刺し傷は痛みを伴うだけでなく、アレルギー反応を引き起こすこともあります。
特に近くに巣があると、スズメバチの活動範囲が広がり、人間との接触のリスクが高まります。
この記事では、スズメバチを寄せ付けないための方法を詳しく解説し、安心して生活するための対策を紹介します。
スズメバチを寄せ付けない方法はある?
スズメバチの中には巣に近づいただけで攻撃をしてくる種類も存在し、針が持つ毒性の高さから一度刺されただけでも命に関わる重篤な状態になることがあります。
そのため、スズメバチの活動が活発な夏頃や、エサなどが少なくなり攻撃性が高まる秋より前の時期にスズメバチを寄せ付けないための予防策を講じることが重要です。
スズメバチを寄せ付けないためには、さまざまな方法があります。それらの方法を理解し、実践することで、スズメバチの被害を防ぐことができます。
スズメバチを寄せ付けない方法
ここでは、スズメバチを寄せ付けない方法について、詳しく解説していきます。
忌避剤をまく
忌避剤には、市販のスプレータイプや自分で作ることの出来る木酢液やハッカ油を使ったものがあります。
スズメバチを含む蜂は木酢液の強烈な焦げ臭さや、ハッカ油に含まれるメントール成分を嫌うため、それらを作ってまいておくことで、スズメバチを寄せ付けないことができます。
市販のスプレータイプの蜂専用の殺虫剤には、蜂を駆除する成分と蜂が嫌がる成分を一緒に含んだものが多くあり、スズメバチが巣を作りやすい場所にまいておくことが、寄せ付けない方法となります。
しかし、いずれも効果期間が限られているため、スズメバチが活動を始める春頃から定期的にまいておくのがおすすめです。
捕獲器を設置する
捕獲器とは、敢えてスズメバチを寄せ付けて捕獲するための装置です。
市販されているものもありますが、自作できるペットボトルトラップが知られていて、切り込みを入れたペットボトルの中に誘引剤といわれるスズメバチが好む液体を入れておき、匂いに誘われたスズメバチがペットボトルに入って溺れてしまうようにします。
捕獲器は、スズメバチの働き蜂が孵化して動き出してから使用してしまうと大変危険なため、冬眠から覚めた女王蜂を捕らえるために、春頃に設置をします。
女王蜂を捕獲し、駆除することでスズメバチの巣が作られることがないため、捕獲器もスズメバチを寄せ付けない方法として効果があります。
その他
その他に、スズメバチを寄せ付けない方法としては、巣を作りやすい環境を作らないことも重要です。
スズメバチは雨や風から巣が守られ、エサや巣の材料を集めに行きやすい場所に巣を作ります。
例えば、天井裏や壁の穴、換気扇や給湯器、庭の木、屋外に放置された家具などがあげられます。
家屋に隙間がある場合はその場所を塞いでおくことで、スズメバチが入り込むことができません。また、天井裏などを清掃してスズメバチのエサとなりそうな昆虫を駆除しておきましょう。
また、換気扇や給湯器や庭の木には目の細かい防虫ネットをかぶせておくことで、スズメバチが中に入ることができなくなります。
このように、スズメバチを寄せ付けないためには、巣を作らせない工夫をすることが重要です。
スズメバチを寄せ付けない服装と行動について
自然が多い場所に出かける際や、生活圏内にスズメバチの巣ができている場合は、服装や行動にも注意が必要です。
スズメバチは嗅覚に優れていて、人工的な香りや甘い匂い、人間の体臭などに反応して寄ってくることがあります。
そのため、スズメバチを寄せ付けないためには、甘い匂いのする香水や制汗剤を使わず、汗をこまめに拭いて、無香料の制汗剤などを使って匂いを出さないようにしましょう。
もし、野外で飲食をする場合は、ジュースやお菓子などの匂いに反応することもあるので、飲み物はフタをして密閉できるものを使用し、お菓子などを出しっぱなしにしないようにすることが重要です。
また、服装にも注意が必要です。黒はスズメバチが攻撃対象として認識し、明るいオレンジなどは花の色を連想させて寄ってくる可能性があります。
そのため、服装は白や淡いパステルカラーを選び、頭を守るために帽子をかぶることもおすすめです。
スズメバチの巣を見かけた場合には
もし、自宅などの身近な環境でスズメバチの巣を見かけた場合には、早急に駆除する必要があります。
スズメバチの女王蜂は春頃に活動を始め、巣を作り卵を産みます。夏や秋頃になると一つの巣の中に何百、もしくは何千ものスズメバチが潜んでいる可能性があります。
見つけたタイミングで早急に駆除しないと、どんどんスズメバチが増えていき、刺される危険性が高まります。
また、スズメバチの駆除は毒性や攻撃性の高さから、専門の業者へ依頼するのがおすすめです。
巣を刺激するとスズメバチは一斉に巣穴から出てきて、攻撃をしてきます。1匹でも非常に危険なスズメバチが大量に出てきた場合、刺されずに冷静に対処するのは難しいことからも業者へ依頼しましょう。
スズメバチを寄せ付けない方法をチェック
スズメバチを寄せ付けない方法で重要なのは、女王蜂が動き出す春先に忌避剤をまいたり、捕獲器を使って女王蜂を駆除したりすることで、巣を作らせないことです。
また、スズメバチを寄せ付けないために、甘い匂いのする香水や制汗剤は使わず、服装も白や淡い色を選ぶなどの工夫も必要です。
もし、スズメバチに巣を作られてしまった場合は、ぜひ「ハチ王」へ駆除をご依頼ください。
ハチ王では料金シミュレーションを導入しており、お住まいの地域と作業場所を選ぶだけで、駆除の確定料金が分かるようになっています。蜂の種類がスズメバチであっても、大きく成長した巣であっても料金の変動は一切ありません。
また、過去10年間で10万件以上の蜂駆除をおこなってきた実績から、ご依頼主の方はもちろん、近隣の方への安全にも配慮して作業をさせて頂きます。
お電話でのお問い合わせも歓迎ですので、お気軽にご連絡ください。
フリーダイヤル:0120-996-974(電話受付時間8時〜22時)
メール:365日24時間受付