「蜂が寄ってこない方法を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
夏から秋にかけての日中や、自然が多い場所には蜂が多く、被害も頻発します。
特に、庭の草むしり中などに蜂に刺される被害も多く、自然の多い場所に行く時だけでなく、日頃から蜂が寄ってこない工夫をすることは重要です。
今回の記事では、「蜂が寄ってこない方法」というテーマで、注意すべき服装や匂いなどを解説し、さらに対策グッズなども紹介します。
蜂が寄ってくるのには原因がある?
「視覚だけ」が発達していたり、「嗅覚だけ」が発達していたりする昆虫は多く存在しますが、蜂は視覚と嗅覚が共に発達している珍しい昆虫です。
そのため、色や動き、匂いを敏感に感じ取って危険を察知したり、エサになる匂いに反応したりします。
つまり、蜂は特定の色や匂いに引き寄せられるので、それらを避けることで蜂が寄りづらくなります。
蜂が寄ってこない方法は?
それでは早速、蜂が寄ってこない方法を紹介していきます。
「服装」「匂い」「対策グッズ」に分けてポイントを解説していきます。
服装
諸説ありますが、蜂は天敵である熊が黒っぽい色であることから、黒い色に対して防衛本能が働いて、近づいていくと言われています。実際、黒っぽい色の服装だと、蜂に遭遇した時に狙われやすくなります。
そのため、黒っぽい色の服装を避け、白やベージュ、淡い水色の服を選び、同様の帽子をかぶることで、蜂が寄ってこないようにすることができます。なお、明るい黄色やオレンジなどの鮮やかな色は、花の色に似ていることから、蜂が蜜を求めて寄ってくることが多いと言われているので、着用は避けたほうが良いです。また、蜂は光るものにも反応するので、反射して光るようなアクセサリーも身につけないようにしましょう。
さらに、ヒラヒラと動くものにも反応するとも言われているので、歩いたり、風が吹いた時にヒラヒラするチュニックや、スカートなどは避けるようにすると安心です。
とはいえ、蜂が寄ってこないような服装をしているから絶対安全というわけではありません。刺されてしまう可能性もあるので、出来る限り肌の露出を避けるようにすることも大切です。
服装
匂い
前述した通り、蜂は嗅覚が発達しており、蜜を求めて遠い場所の花の匂いや、他の蜂が出しているフェロモンを嗅ぎ分けています。そのため、匂いにも注意する必要があります。
特に、蜂が寄ってくる匂いには、糖分が含まれているお菓子やジュース、香水や整髪料、制汗剤などの甘い匂いや、人の体臭などがあります。
そのため、甘い匂いのする香水や整髪料などを使用しないようにし、さらに汗をかきやすい方は、無香料の制汗剤を使用したり、こまめに汗を拭くことが大切です。また、市販されている一般的な虫よけスプレーは蜂には効果がなく、香りによっては蜂を刺激する可能性があるので、注意が必要です。
一方で、蜂が嫌がる匂いもあり、ハッカ油やユーカリなどのハーブ系の匂いは、忌避効果が期待できます。
対策グッズ
庭の草むしりをする際や、自然の多い場所、キャンプなどに行く際には、蜂避けの対策グッズを活用することで、蜂が寄ってこないようにすることができるでしょう。
まず、蜂が嫌う匂いのものを身につけることです。ミントの香りのボディスプレーを使ったり、ハッカ油をしみ込ませたハンカチを手首に撒いておくなどの方法もあります。
蜂の天敵であるオニヤンマを模したものを、身につけておく方法もあります。オニヤンマは、スズメバチを捕食する昆虫なので、スズメバチ対策用のオニヤンマを模した製品があります。基本的に手のひらほどのサイズ感なので、帽子や持っているバッグにつけることができます。
「自宅の庭や軒下などに蜂が寄ってこない方法を知りたい」「キャンプの時にテントに蜂が近づかないようにしたい」という場合には、蜂専用の忌避剤を撒いたり、偽スズメバチの巣を設置したりする方法もあります。市販されている蜂駆除スプレーには忌避効果が含まれているものもあるので、それを撒いたり、スズメバチの巣に似せた模型を吊るしておくと、蜂が寄ってこないと言われています。
ただし、市販の忌避スプレーを使用する場合、キャンプ場によっては、薬剤の使用制限が設けられている場合があったり、火の近くで使用すると危険なので注意しましょう。
蜂が寄ってきたときの正しい対応
ここまで、蜂が寄ってこない方法をご紹介してきましたが、対策を講じていても、知らないうちに蜂の巣に近づいていたなどで、蜂が寄ってきてしまうこともあります。
万が一、蜂が寄ってきた時には、冷静に対応することが大切です。絶対にしてはいけないのは、「大きな声を出す」「手で振り払う」「急な動きで逃げる」などの行動です。
そのような行動は、蜂を刺激してしまうので、刺されるリスクが高まります。
蜂が寄ってきた場合には、ゆっくりとした動きでしゃがみます。蜂の視覚は上下に弱いと言われているので、しゃがむことで視界から外れることができることに加えて、敵意がないと認識させることができます。
しゃがんだ状態で、蜂から距離を取り、蜂の巣が近くにないか確認し、巣には近づかないようにすることが重要です。
ある程度、距離を取ることができたら、立ち上がって走ってその場から離れましょう。
蜂が寄ってきやすい家は?
蜂は、人の服の色や匂いに反応して寄ってくることがありますが、家の特徴によっても、蜂は寄ってきやすくなります。ここでは、蜂が寄ってきやすい家の特徴を紹介します。
まず、庭木や生垣などが多く、蜂が好む甘い匂いの花を育てていると蜂が寄ってきやすくなります。風雨や直射日光を避けることができる木や生垣は、巣が作られやすい場所で、さらに甘い匂いの花が咲く木を植えていると、巣材やエサを集めやすい環境になるからです。特に、キョウチクトウやマホニアコンフューサなどは、蜂が寄ってきやすい植物ですので、注意が必要です。
また、生ごみや甘い食べ物、飲み物を放置するのも、蜂が寄ってくる原因になりますので、食べ物などは放置せず、ごみは密閉した容器に入れるようにしましょう。
壁に穴が開いてしまっていたり、屋根裏に侵入できるような隙間がある場合、人の出入りが少ないガレージなどがある場合には、巣を作られる可能性が高いので注意が必要です。そのため、壁の穴を修復したり、掃除をする、定期的に忌避剤を撒くなどをして、蜂が寄ってこないように対策をしたほうが良いでしょう。
蜂が寄ってこない方法について
今回は、蜂が寄ってこない方法をご紹介させていただきました。蜂は色や匂い、家の環境によっては、寄ってきやすくなります。
万が一、蜂が寄ってきた場合に、大きな声を出したり、手で振り払うなどの行動をすると、刺される危険性が高まりますので、ゆっくりと蜂から離れるようにしましょう。
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