農作業中に蜂に刺されたという経験がある方や、知り合いが蜂被害に遭ったなどで、農作業での蜂対策をご検討中でしょうか?
蜂の中でも特にスズメバチは、害虫を食べることから、農業においては益虫の側面がある一方で、万が一刺されてしまうと強い痛みや腫れだけでなく、場合によっては命に関わることも少なくありません。
今回の記事では、農作業での蜂対策の重要性や、具体的な方法、おすすめのアイテムをご紹介します。
農作業での蜂対策の重要性
蜂は私たちの生活の身近な、住宅などにも巣を作ることもありますが、本来は森林や山地に巣を作り、それらが周囲にあることが多い農地には、蜂がいることが多く、巣を作ることもあります。
特に、草木が豊富な環境や、周囲に自然環境が多い場所は、巣を作るのに使われる木の繊維を集めやすく、幼虫のエサとなる昆虫がいる場合が多いので、蜂が活動していることが多いです。
ミカンやブドウ、リンゴなどの果樹の枝や農作物の支柱やビニールハウスの骨組み部分の他に、蜂の中には土の中に巣を作る種類も存在し、農作業の際の土づくりや手入れなどの際に、気付かず踏みつけてしまって、蜂の集団に襲われることもあります。
以上のように、農地は蜂が巣を作ることがあるので、農作業中に蜂に刺されないための対策は重要です。
危険性の高い蜂の種類
日本に生息する、人を刺すことがある蜂は、主にミツバチ、アシナガバチ、スズメバチなどで、その中で最も危険性が高いと言われているのが「オオスズメバチ」で、農地や周辺に巣を作ることもあります。
オオスズメバチは、危険なスズメバチの中でももっとも身体が大きく、攻撃性が高い種類で、働き蜂でも4cmほどの大きさがあります。
自然の多い山林や農地などの土の中や木の根本など、地面近くの閉鎖空間に巣を作ることが多いので、巣を認識しづらく、農作業中に襲われる危険性もあります。
巣に近づいただけで攻撃してくることもあり、その際には大きな顎で噛みつき、毒針を深く差し込むので、一度刺されるだけで重篤な状態に陥ることもあります。
注意すべき時期
農作業中の蜂被害で特に注意するべき時期は、8月~10月頃です。スズメバチの活動期間は4月から11月頃までですが、6月頃から働き蜂が増え始め、8月の終わり頃には働き蜂の数がピークになります。また、その頃には、巣の中で新しい女王蜂が誕生しているので、巣や新女王蜂を守るために、働き蜂の攻撃性が高まります。
そのため、比較的攻撃性が低いとされる種類の蜂でも、8月~10月頃には巣に近づくだけで攻撃してくることもあります。
【農作業での蜂対策】おすすめの方法・アイテム
農作業での蜂対策として「適切な服装・装備」「蜂よけグッズの活用」「蜂捕獲器の使用」「農作業前の確認」などが挙げられます。
適切な服装・装備
農作業中の蜂対策として、服装や装備は特に重要なポイントです。蜂は黒や濃い色に反応して近寄ってくるので、農作業をおこなう際には、白やベージュなどの作業着を着用するようにしましょう。
また、帽子やネット付きのフェイスガード、手袋・長靴などで肌の露出を最小限に抑えることも重要です。
蜂よけグッズの活用
蜂よけグッズの活用もおすすめです。蜂が嫌うにおいの一つとして、ハッカがあります。そのため、農作業の際に、ハッカの香りのボディスプレーを吹きかけておいたり、ハッカ油を使ったスプレーを靴や衣類にかけておくと良いでしょう。
また、オニヤンマを模したものを帽子などにつけておく方法もあります。オニヤンマはスズメバチを捕食するので、スズメバチにとっての天敵です。そのため、オニヤンマを模したものを身につけておくことで、スズメバチが近づかなくなります。
捕獲器の使用
蜂に巣を作らせないために、捕獲器を使用する方法もあります。捕獲器とは、女王蜂が巣作りを始める4月~5月頃に、蜂が好む液体を入れたペットボトルなどを設置して捕獲するものです。
農地や周辺に巣を作られないようにすることで、農作業中の蜂被害のリスクを軽減できます。
ただし、蜂捕獲器は女王蜂を捕獲し、駆除するためのもので、働き蜂が増えてくる7月以降に設置してしまうと、大量の働き蜂を引き寄せてしまうことにもなるので、設置時期には注意しましょう。
農作業前の確認
蜂対策として有効なのは、「蜂の巣に近づかない」ことです。農作業前に、土の中から蜂が出入りをしていないか、木の枝に蜂の巣ができていないかを確認することによって、農作業の際にその場所に近づかないようにすることができます。
蜂の巣に近づいてしまうと、集団で襲われる可能性があるので、避けることは非常に重要です。
農作業での蜂対策は必須
自然の多い農地のような場所には、蜂の巣が作られやすく、特に蜂の中でも特に危険と言われているオオスズメバチは山林や農地などの土の中や木の根本に巣を作るので、農作業中の蜂対策は欠かせません。
万が一、巣に気付かずに蜂の巣を刺激してしまった場合、大量の蜂に襲われる危険性があり、一度に多くの蜂に刺されるとアナフィラキシーショックなどの重篤な健康被害を引き起こしてしまうかもしれません。
農作業での蜂対策では、適切な服装や装備の着用や、虫よけグッズの活用、巣を作らせないための捕獲器などの使用などがありますが、農作業の前に巣ができていないかの確認が非常に重要です。
もし、農地や周辺で蜂の巣を見つけたという場合には、ぜひ「ハチ駆除クイック」へご相談ください。
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