【蜂対策グッズ】屋外・屋内で役立つアイテムや活用方法を紹介

暖かい季節になると、ベランダや庭先など家の周辺で蜂が飛び回る姿を見かける機会が増えますよね。

そのため、「蜂に巣を作られたくない」「効果的な蜂対策グッズを知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、蜂による被害を未然に防ぐのに役立つ「蜂対策グッズ」を紹介します。屋外や屋内で活用できるおすすめアイテムや、選ぶ際のポイント・注意点も解説します。

蜂対策グッズとは?

蜂を寄せつけない・捕まえるといった目的で使用するグッズを指します。

巣を作らせないためのグッズや、蜂の活動が活発になる夏頃に使用し、自宅周辺に近づかないようにするグッズなど、さまざまな種類があります。

蜂対策グッズの中には、使う時期が限られているものや、小さな子どもやペットがいる場合には適さないものなどがあるので、それぞれの特徴を知って適切に使用することが大切です。

おすすめの蜂対策グッズとその活用方法

おすすめの蜂対策グッズとその活用方法

それではここから、おすすめの蜂対策グッズを紹介します。

忌避剤

まず挙げられるのが、忌避剤です。蜂の忌避剤は、蜂が嫌うにおいや成分を含んでおり、その種類にはスプレータイプや、設置するタイプがあり、自分で作ることもできます。

忌避剤を巣が作られそうな自宅の庭や軒下、ベランダなどに散布することで、営巣を防ぐことができます。また、「蜂が家の近くを飛び回らないようにしたい」という場合にも、効果があります。

忌避スプレー

スプレータイプの蜂の忌避剤は、ホームセンターやインターネットなどでも気軽に購入が可能です。蜂を駆除するための成分が強いものと、蜂が嫌がる成分を一緒に含んだものがありますが、どちらも忌避効果があります。

持続期間は1~2週間程度で、雨が降れば流されてしまうので、定期的に撒く必要があります。

木酢酢

強烈な焦げ臭さのある木酢酢は、蜂が嫌うにおいのひとつです。そのため、木酢酢を入れた容器を蜂が巣を作りそうな場所に置いたり、スプレーしておくことで蜂対策になります。

例えば、ペットボトルに木酢酢を入れ、液体が漏れないようにしつつ、香りが出る程度の穴を開けて吊るしておくのが効果的で、1ヶ月に1回程度の交換で済みます。ただし、直射日光に当たり続けると劣化してしまい、スプレーの場合は、効果は1週間ほどです。雨が降ると流れてしまうので、頻繁に撒く必要があります。

ハッカ油

ハッカ油に含まれるメントールは、蜂が苦手な成分のため、蜂対策グッズの忌避剤で使用される成分です。

木酢酢のようなきついにおいではなく、市販の忌避スプレーよりも安全性は高いものの、忌避効果はあまり高くありません。持続期間も1日程度と非常に短いので、ほぼ毎日の散布が必要になります。

また、屋外での活用時に、ハッカ油を容器に入れて持ち歩いたり、身体に吹きかけておくと、蜂が寄ってきづらくなります。

捕獲機

蜂が好むにおいの液体などで蜂を呼び寄せて捕獲するものです。

切り込みを入れたペットボトルに液体を入れておくことで、蜂がにおいに引き寄せられ、中で溺れたところを捕獲する「ペットボトルトラップ」もその一種です。

これは、女王蜂が巣作りを始める春頃に使用することで、巣作りをさせないことができる蜂対策グッズです。

偽スズメバチの巣

本物のスズメバチの巣の形状を模した蜂対策グッズで、紙製のものや、空気を入れて膨らませて使うものなどがあります。

蜂には縄張り意識があるので、偽スズメバチの巣を吊るして「他の巣がある」と思わせることで、近寄ってきにくくすることができます。

蜂の巣が作られそうな場所に吊るしておくことで、蜂対策になります。さらに、空気を入れるタイプのものであれば持ち運びがしやすいので、アウトドアでも使用できます。キャンプなどの際は、テントの近くに吊るしておくと良いでしょう。

ただし、偽スズメバチの巣の蜂よけ効果に関しては科学的に明確に立証されていません。あくまでも、蜂の習性をもとにした蜂対策グッズとなります。

防虫ネット

防虫ネットは、物理的に蜂をシャットアウトする蜂対策グッズです。

蜂の中には、エアコンの室外機や換気扇の中に巣を作る種類も存在します。それらの場所に蜂が侵入できないよう、防虫ネットを張っておけば、巣を作られる心配がなくなります。

また、庭の木に網目の小さなネットを張っておくのもおすすめです。

蜂対策グッズを使用する上での注意点

蜂対策グッズを使用する上での注意点

蜂対策グッズを選ぶ際には、まず使用する時期を考慮することが重要です。

特に、捕獲機は敢えて蜂を呼び寄せて捕獲し、女王蜂を駆除するものなので、働き蜂が活動を始めている夏に使用してしまうと、近くに多くの蜂が飛び回ることになってしまいます。設置するのは、4月~5月頃までにしましょう。

また、自宅に小さな子どもがいる場合やペットを飼っている場合には、忌避剤の使用に注意が必要です。忌避スプレーは、基本的に人体に影響がないように作られていることが多いですが、散布の際や使用後にはその場所に近づけないようにしたり、ペットが間違って舐めてしまったりしないように注意する必要があります。また、成分や使用方法もしっかりと確認しましょう。

ハッカ油のような精油は猫にとって有害物質になるので、注意が必要です。また、木酢酢は日本木酢液協会認証マークがついているものを選ぶようにし、希釈濃度にも注意しましょう。蜂対策の場合は2倍が目安となります。濃度が高い木酢酢は植物に悪影響を及ぼす可能性があるので、その性質も理解することが重要です。

蜂対策グッズを活用してみては

今回の記事では、主な蜂対策グッズを紹介しました。特に、過去に蜂の巣を作られた経験がある場合には、再度巣を作られる可能性が高いので、ぜひご紹介した対策グッズを試してみてください。

ただし、巣を作られてしまった場合には、巣を駆除しない限り、蜂対策グッズを使っても根本的な解決にはつながりません。

蜂の巣を作られてしまった場合には、ぜひ「ハチ駆除クイック」へご相談ください。

ハチ駆除クイックは、全国対応可能なハチ駆除専門の業者で、過去10年間で10万件以上の駆除をおこなってきた実績がございます。

年中無休で休日も対応しており、最短で即日対応も可能となっております。巣の駆除の際には、ご依頼主様はもちろん、近隣の方々にも被害が及ばないよう、安全かつ確実に対応いたします。

万が一、1ヶ月以内に同じ場所に巣が作られてしまった場合にも、無料で対応する保証がございます。

「まずは一度相談したい」といったご連絡も大歓迎です。ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

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