蜂が部屋に入ってきたときの正しい対応とNG行動を解説
 

春から夏にかけて、蜂の活動が活発になってくると、部屋に入ってきたということがあるかもしれません。

「突然、蜂が部屋に入ってきた・・・!」「部屋に入ってきた蜂はどういう風に対処したらいいの?」こういった場面に直面した時、どのように対応するのが正しいのでしょうか。

この記事では、蜂が部屋に入ってきたときの正しい対処法とNG行動を解説します。

 

蜂が部屋に入ってきたときの正しい対応

蜂が部屋に入ってきたときの正しい対応
 

蜂が突然部屋に入ってきた時に、正しい対応をすることで、刺されることなく、蜂を追い出すことができます。

対応すべき行動は以下の通りです。
・窓を開ける
・部屋の明かりを消す
・甘い匂いがするものを部屋から出す
・扇風機を回す

それぞれ解説していきます。

 

窓を開ける

蜂が部屋に入ってきたとき、蜂を外に追い出したいので、廊下に出る扉を閉めて、窓が複数ある場合は一つの窓を開け、半分だけカーテンを閉めておきましょう。

蜂が出ていく窓までの通路を明確にしておきましょう。

 

部屋の明かりを消す

蜂には、明るいところを目指すという習性があります。そのため、蜂が部屋に入ってきた場合は、部屋の明かりを消して、蜂を追い出したい窓以外のカーテンを全て閉めておきます。

その際、蜂を追い出す窓の外に懐中電灯をつけておくと、その光を目指してくれるでしょう。

 

甘い匂いがするものを部屋から出す

明るいところを目指す以外に、蜂は柑橘系や甘い匂いを好むという習性もあります。もし室内に甘い匂いのするジュースや食べ物がある場合は、部屋の外に出すようにしましょう。

懐中電灯と同様に、窓の外に甘い香りの香水や制汗剤の匂いがするものを撒いておきます。ただし、甘いジュースなどを置いておくと、蜂が居ついてしまうかもしれないので、甘いものを置くことはやめましょう。

 

扇風機を回す

窓を開ける、部屋の明かりを消す、甘い匂いがするものを部屋から出すなどの行動をおこなった上で、それでもしばらく蜂が出ていかない場合は扇風機を使うことも有効になる場合があります。

蜂がいる方向に風を送るように扇風機を使うと追い出されることもあります。

 

蜂が部屋に入ってきたときのNG行動

蜂が部屋に入ってきたときのNG行動
 

逆に蜂が部屋に入ってきたときのNG行動はあるのでしょうか。

蜂が部屋に入ってきたら、刺されるかもと不安に思うかもしれませんが、静かにゆっくり行動することが大切です。

ここではやってはいけないNG行動について解説します。

 

大声を出す

蜂は音に敏感で、大声や騒音に驚くことがあります。びっくりしたからといって、大声を出してしまうと、蜂が攻撃的になって刺してくる可能性が高まるため大変危険です。

そのため、どんなに驚いても大声を出さないように注意しましょう。

 

追い払うように腕を振り回す

大声と同様に、振り払うように腕を振り回すこともNG行動になります。

蜂は急な動きにも敏感に反応するため、腕を振り回すことで、部屋に入ってきた蜂を刺激してしまい刺されてしまうかもしれません。

 

捕獲する

蜂が持つ針には強力な毒性があり、最悪の場合には命にかかわるアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。

そのため、無防備な状態で蜂の捕獲をおこなうことは非常に危険です。捕獲されることに気づいた蜂は防衛本能から攻撃性が高くなって刺されるリスクが高くなります。

 

放置する

部屋に入ってきた蜂が「長く生きられず死んでしまうだろう」「いつか出ていくだろう」と放置することも危険です。

図らずも部屋に入ってきた蜂は、その状況にストレスを感じており、通常時より気が立って、放置しておくことで、人間を攻撃することもあります。

 

蜂が部屋に頻繁に入ってくる場合には…

蜂が部屋に頻繁に入ってくる場合には…
 

蜂が部屋に入ってくる原因や侵入口となるのは、通気口や換気口、室外機のパイプ、網戸の隙間、洗濯物の取り込み時などが考えられます。

もし、蜂が部屋に入ってきたということが頻繁に起こる場合、家の中や、周囲に蜂の巣がある可能性があります。

蜂は見つけやすい木の幹の他に、屋根裏やエアコンの室外機の中、家の壁などにも巣を作ることがあるので、蜂の巣がないのにと思っていても、実は見えづらい場所に巣が作られてしまっていることもあるので、巣が見えないからといって安心は出来ません。

蜂が部屋に入ってきた場合には

蜂が部屋に入ってきた場合には、大きな声を出したり、腕で振り払ったり、捕獲しようとすると蜂が興奮して襲ってくる可能性があるので、落ち着いて静かに行動することが重要です。

蜂の習性を利用して、部屋の電気を消した上で、窓を開けて明るい光や甘い匂いで、外におびき寄せて部屋から追い出すようにしましょう。

蜂の行動範囲は巣を中心に、1キロから2キロくらいといわれており、頻繁に部屋に入ってきたということが起こる場合、近くに蜂の巣が作られている可能性があります。

すぐに見つかる場所に蜂の巣がない場合は、蜂駆除業者へ依頼することをおすすめします。蜂は巣に近づかれると防衛本能が働き、大勢で攻撃してくることもあるので、無防備に蜂の巣を探して、近づいてしまうと刺されてしまう危険性が高くなります。

蜂駆除業者をお探しであれば、ぜひハチ王へご相談ください。蜂の種類が分からない、どこに蜂の巣があるか分からなくても、過去10年間で10万件以上の蜂駆除をおこなってきたプロの作業員が、原因を突き止めお悩みを解決致します。

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