赤ちゃんが蜂に刺されたらどうする?応急処置や対処法を解説
 
小さな赤ちゃんは、皮膚が大人よりも薄く腫れやすいので、蚊といった小さな虫に刺されただけでも症状が悪化してしまうことがあります。

では、赤ちゃんが蜂に刺された場合にはどのような症状が出て、どのように対応するべきなのでしょうか。

この記事では、赤ちゃんが蜂に刺された場合の応急処置や対処法について詳しく解説していきます。

 

赤ちゃんが蜂に刺されたときの症状

 
赤ちゃんが蜂に刺されたときの症状
 
赤ちゃんが蜂に刺されたときに見られる症状はまず、刺された部位の痛みや腫れ、かゆみなどがあります。赤ちゃんの場合、それらを伝えることができないので、刺された部位を泣きながら触ったり掻いてしまうことがあります。そのため、蜂に刺されたことがわかった際には触れないように、ミトンなどをはめておく必要があります。

また、刺された後に軽度の発熱を伴うことがありますが、発熱や腫れは蜂に刺されて半日くらいでピークになり、48時間くらい過ぎると改善してきます。

蜂に刺された場合、針が持つ蜂毒によるアレルギー反応として、呼吸困難や蕁麻疹、嘔吐などの全身症状が出ることがあります。このような症状が見られた場合は、アナフィラキシーショックの可能性があるので、早急な対応が必要となります。

 

赤ちゃんが蜂に刺されたら病院に行くべき?

 
赤ちゃんが蜂に刺されたら病院に行くべき?
 
前述した通り、蜂の針には蜂毒というアレルギー反応を起こす可能性があるアレルゲンが含まれています。蜂に刺されると蜂毒そのものによる局所症状と、蜂毒に対するアレルギー反応が現れる場合があります。

30~60分ほど様子を見て呼吸困難や蕁麻疹などの強いアレルギー反応を起こさなければ、必ずしも病院を受診する必要はありませんが、数日は安静にして外出などは控えましょう。

しかし、強いアレルギー反応が現れた場合は、すぐに病院を受診すべきです。強いアレルギー反応には上記の呼吸困難や蕁麻疹の他に、嘔吐や下痢、意識障害などがありますので、小まめにおむつを変えたり、息が苦しそうではないか、ぐったりとしていないかなど注意深く確認しましょう。

また、アレルギーを持った赤ちゃんや、全身症状が出ていなくても、刺された部位の腫れが異常に大きい場合などは念のため受診をおすすめします。

 

赤ちゃんが蜂に刺されたときの応急処置・対処法

 
赤ちゃんが蜂に刺されたときの応急処置・対処法
 
赤ちゃんが蜂に刺されたとき、応急処置を早急に行うことで症状の悪化を防ぐことができます。以下の手順で対応をおこないましょう。

 

刺された場所を確認する

蜂に刺された場所を確認し、針が残っていないかチェックします。針が残っている場合は、ピンセットや毛抜きなどを使って、慎重に引き抜きます。このとき、針を強くつまんでしまうと毒が再注入されてしまうことがあるので、できるだけ皮膚に近い部分をそっとつまんで抜くようにします。

 

刺された部位をよく洗う

刺された部位の周りを圧迫して、毒を絞り出すようにしながら冷たい水でよく洗います。

 

刺された部位を冷やす

刺された部位を冷やすことで、毒の吸収を遅くすることができるので、保冷剤などを使って患部をしばらく冷やしておきます。

 

虫刺され用の軟こうを塗る

市販されている赤ちゃん向けの虫刺されの薬を薄く部位に塗ってあげることで、かゆみや腫れを軽減できます。

また、赤ちゃんは蜂に刺された部位のかゆみや痛みを我慢することができず、搔き壊してしまうことがあります。患部に赤ちゃんの皮膚にも優しいパッチ製剤などを貼っておくことで、掻いてしまうことを防止できます。

 

蜂に刺されないようにするには?

 
蜂に刺されないようにするには?
 
赤ちゃんは皮膚がまだ薄く、蜂に刺された部位がひどく腫れてしまったり、発熱してしまうこともあります。

そのため、赤ちゃんが蜂に刺されないようにするためにも、自然が多い場所に行く場合は肌の露出を避けて、ご両親も蜂が反応しやすい黒い色の服装は避けましょう。尚、花柄も蜂が寄ってきやすいので避けたほうが良いです。

また、自宅の周りに蜂がよく飛んでいるのを見かけたり、蜂の巣が出来ているのを確認したら、すぐに業者に依頼して駆除してもらうことによって、蜂の被害を防ぐことができます。

 

赤ちゃんが蜂に刺された場合には

 
赤ちゃんが蜂に刺されたしまった場合、刺されたことによる痛みで強く泣いてしまうでしょう。しかし、そこで焦ったりせず、刺された部位を確認し、針が残っていないか等を観察し、応急処置を迅速におこなうことが重要です。

また、赤ちゃんは自分で症状を伝えることができないので、数日は安静にした状態で、ご両親が症状に変化がないか観察し、嘔吐や下痢、蕁麻疹などの症状が出た場合は、早急に病院を受診しましょう。

小さな赤ちゃんがいるご家庭は、赤ちゃんが蜂に刺されてしまうのを防ぐためにも、「家の周りで蜂が飛んでるのをよく見かける」といった場合や、蜂の巣を実際に確認した際にはすぐに専門業者に依頼して完全に駆除してもらいましょう。

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