蜂は4月~5月頃から巣作りを始めますので、その頃になると蜂の巣を見かけることが多くなります。
ただし、中には「作りかけの蜂の巣で蜂がいない」ということもあります。「蜂がいないのであれば、放置しても問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、作りかけの蜂の巣を放置するのはリスクがあります。
今回の記事では、蜂がいない作りかけの巣がなぜ放置されているのか、その理由や放置するリスク、駆除方法について詳しく解説します。
作りかけの蜂の巣で蜂がいない場合に考えられる理由
蜂がいない蜂の巣がある場合、まず、蜂が外で活動している可能性があります。作りかけでまだ小さい蜂の巣の場合、働き蜂がまだ卵から孵っておらず、女王蜂が一匹で巣作りをしていることもあるため、一見、蜂がいないように見えることがあります。また、働き蜂が孵っていたとしても数が少ない場合は、日中はすべての蜂が巣材やエサを探しに出ていて、巣が空っぽになることがあります。
女王蜂が巣作りの途中で別の場所を見つけ、移動をすることもあります。その場合、作りかけの巣は放置された状態になります。特に人目につきやすい場所や、風雨があたりやすい場所にある巣は放棄されることがあります。
また、鳥や他の昆虫が蜂の巣を襲い、女王蜂や働き蜂がいなくなってしまい、作りかけの巣が残っている場合もあります。
作りかけの蜂の巣で蜂がいない場合、以上のようなことが理由として考えられます。
蜂がいない作りかけの蜂の巣を放置するリスク
蜂の巣があっても、蜂がいないのであれば、そのまま放置しても問題ないと思うかもしれません。特に、巣の場所の移動や、外敵にやられた場合は、巣がそれ以上大きくなることはありません。
しかし、作りかけの蜂の巣を放置してしまうと、再び蜂が戻ってきたり、別の害虫が棲みつくリスクがあります。
日中の蜂の巣で、蜂がいない場合は特に外で活動しているだけで、夜には蜂が戻ってきて巣が徐々に大きくなり、女王蜂が卵を産むことで、蜂の数が増えてしまいます。
また、その蜂の巣の移動や、外敵にやられたことで放棄された場合でも、作りかけの巣がある場所は、一度蜂が「適した場所」と判断しているので、同じ蜂が戻ってきたり、別の蜂がやってきて、巣作りを再開することがあります。
また、作りかけの蜂の巣に蜂がいない場合、他の害虫や小さい害獣が棲みついてしまうこともあります。蜂の巣に害虫が棲みついてしまうと、衛生的な問題が発生し、家の庭や軒下などに害虫が繁殖することになり、室内に入る危険性も高まります。
そのため、作りかけの蜂の巣を見かけた場合は、様々なリスクを回避するためにも駆除するべきです。
蜂がいない作りかけの蜂の巣を駆除する方法
ここでは、蜂がいない作りかけの蜂の巣を自分で駆除する際の手順と注意点について解説します。
まず、日中だけでなく、夜間や早朝なども蜂の巣をよく観察し、巣に蜂が完全にいないことを確認します。もし、夜間に蜂が巣に戻ってきている場合、懐中電灯などの光を当てると光に向かって飛んでくるので、注意が必要です。
蜂がいないことを確認出来ても、作業中に蜂が戻ってくる場合に備え、防護服や手袋、帽子、ゴーグルなどを着用し、皮膚が露出していない状態にしましょう。
作業の際には、蜂駆除用の殺虫スプレーの他に蜂の巣を落とすための長い棒やほうき、ビニール袋を用意して、棒を使って巣を落としたら、ビニール袋に入れます。その際、袋の中や蜂の巣が作られた場所に殺虫スプレーを吹きかけておきます。
蜂の巣を入れた袋はきつく縛って、自治体のルールに則ってゴミとして処分します。
注意点
作りかけの蜂の巣で蜂がいないと思っていても、巣の駆除の際に蜂が戻ってくる可能性はゼロではありません。そのため、刺されないようにするために、防護服などの着用は必須です。
防護服が用意できない場合は、厚手の長袖長ズボンに、生地が厚い革の手袋を使用し、顔周りもタオルなどを使用して、しっかりとガードしましょう。それでも、蜂が戻ってきた場合は刺される危険性があるので、難しいと判断した場合には作業を中断し、避難することも重要です。
また、蜂の巣が高所にあり、脚立などを使用する必要がある場合には、落下の危険や蜂が戻ってきた時に迅速に避難できない可能性があるので、専門業者に依頼したほうが良いです。
蜂がいない作りかけの蜂の巣を見つけた場合には
蜂がいない作りかけの蜂の巣を見つけたら、早めに駆除するのが推奨されます。特に、再び蜂が戻ってきて巣作りを再開するリスクを防ぐためには、確実に駆除することが重要です。一度、蜂の巣が出来た場所は再度作られる可能性も高いため、再発予防も欠かせません。
確実な駆除や再発防止をするためには、蜂駆除の専門業者へ依頼するのがおすすめです。作りかけの蜂の巣を見つけて、駆除を依頼したい場合には、ぜひ「ハチ王」へご相談ください。
ハチ王は過去10年間で10万件以上の蜂駆除を行ってきた実績があり、再発防止策もしっかりと行っています。万が一、一か月以内に再度蜂の巣が発生した場合に無料で駆除するアフターフォローもついています。
ご依頼場所によっては最短5分で駆けつけ、無料の現地調査の上で、駆除料金にご納得いただけましたら、すぐに作業を行うことも可能です。
蜂に刺されてしまうと、最悪の場合、アナフィラキシーショックを起こす危険もあるので、ぜひ蜂駆除のプロであるハチ王へご依頼ください。
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