アシナガバチの退治方法を解説!巣の駆除についても
 
アシナガバチはスズメバチに比べて攻撃性が低く、農作物や庭の木や花につく害虫を食べることから益虫とも考えられています。

しかし、アシナガバチは家の軒下や室外機の中などにも巣をつくることがあり、その場合は退治する必要があります。

この記事では「アシナガバチの退治方法」をテーマに詳しく解説していきます。アシナガバチを退治した方や、退治方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。

 

アシナガバチの特徴・生態

アシナガバチの特徴・生態
 
アシナガバチはその名の通り、脚が長く、身体が細長いのが特徴です。

体長は15mm~25mmほどで、黄色と黒の縞模様をしています。

巣の形はシャワーヘッドのような形をしていて、六角形の巣穴が外側から見えるようになっています。

基本的にはおとなしい性格をしていて、巣に近づいたり刺激を与えたりしない限りは攻撃してくることはありません。

しかし、巣を刺激されたり、危険を感じたりすると人を襲うことがあり、スズメバチと同様に一度刺しても針を失わないため、何度でも刺すことができる種類です。

毒性もスズメバチに比べるとやや弱いものの、痛みは非常に強烈と言われ、蜂毒の成分もスズメバチの毒針に含まれている成分と共通するものが多いことから、アナフィラキシーを起こす可能性があります。

 

アシナガバチの退治方法

アシナガバチはスズメバチに比べると攻撃性や毒性が低いため、自力で退治することもできます。

ここでは退治方法について詳しく解説していきます。

 

一匹だけの場合

アシナガバチが一匹だけの場合の退治方法は以下の通りです。

一匹だけとはいえ、退治しようとすると攻撃してくることがあるので、長袖・長ズボンを着用し、顔はゴーグルやマスク、タオルなどを使って皮膚の露出部分がないようにします。

準備が出来たら、蜂駆除専用のスプレーを風上から3メートルほど距離をあけてアシナガバチに向かって噴射します。自分に向かってきても距離を取りながら落ち着いて噴射し続けます。

退治した後の死骸は、直接触らないでゴミ袋に入れ密閉してゴミとして出します。

 

巣を駆除する場合

アシナガバチの巣を駆除する場合は、一匹だけの退治方法より注意が必要です。

大量のアシナガバチに襲われる可能性があるので、防護服の着用が望ましいですが、準備できない場合は、厚手の長袖・長ズボンにレインコートなどを着用し、長靴やブーツにズボンを裾を入れて隙間を無くします。

帽子とゴーグル、マスクをつけて、肌が露出しないようにし、手には革製の厚手の手袋をつけておきます。

巣を駆除する場合、夜の9時頃の働きバチが巣に戻って休んでいる時間にすることで、一斉に退治できるためおすすめです。

その場合、夜は視界が悪いので、蜂が認識しづらい赤いセロファン紙を懐中電灯のライト部分に張って巣の位置を確認します。

準備ができたら、巣から3メートル以上は距離をあけて巣に殺虫スプレーを噴射します。このとき、巣に刺激を受けたことで、巣からアシナガバチが大量に出てきますが、距離を保ちながら落ち着いて噴射し続けます。

巣からアシナガバチが出てこなくなったら、再度巣穴に向かって30秒ほどスプレーを噴射してから巣を落とします。

落とした巣や退治したアシナガバチの死骸は直接触らず、トングなどを使ってゴミ袋に入れ、念のためゴミ袋にもスプレーをしておき密閉してからゴミとして処分します。

 

アシナガバチの退治を業者に依頼したほうが良いケース

アシナガバチの退治を業者に依頼したほうが良いケース
 
アシナガバチの退治方法をしっかりと調べておくことで、自力での駆除も可能ですが、業者に依頼した方がいいケースもあります。

 

巣が大きい場合

アシナガバチは比較的おとなしい性格ではありますが、巣を攻撃すると一斉に襲ってきて巣を守ろうとします。

そのため、巣の大きさが10センチ以上の場合は、大量のアシナガバチが巣の中に潜んでいるので業者に依頼するべきです。

 

作業しづらい高所や閉所に巣がある場合

アシナガバチの巣が梯子を使わないと退治出来ない場所や、退治の際に逃げる場所を確保できないような閉所にある場合は、転倒の危険や逃げ場を確保できないことで大量のアシナガバチに刺されてしまう可能性が高くなるため、業者に依頼しましょう。

 

アレルギーがある場合

蜂の針のハチ毒には多数のアレルゲンが含まれていて、一度刺されるだけでも重篤なアナフィラキシーショックを起こしてしまう可能性があります。

もし、過去に一度蜂に刺されたことがある方はより危険なので自力での退治はするべきではありません。

アシナガバチの退治方法について

今回は「アシナガバチの退治方法」を解説しました。アシナガバチは比較的おとなしい性格をしていて、スズメバチに比べて毒性も低いことから自力での退治も可能です。

退治する際に重要なのは、身体の露出部分をなくし準備を整えて行うことと、自分の安全を確保しておこなうことです。

しかし、巣が大きくなっている場合や作業しづらい場所にある場合、アレルギーがある場合は自力で退治せず、専門の蜂駆除業者に依頼しましょう。

アシナガバチの退治を検討しているのであれば、ぜひ「ハチ王」にご連絡ください。

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