秋のスズメバチは特に危険!対策やNG行動を解説
 
スズメバチの活動時期は4月~11月頃で、季節でいうと春から秋までです。

危険性が高い蜂として知られているスズメバチですが、秋は特に危険なことをご存じでしょうか。

この記事では、秋のスズメバチが危険な理由や、スズメバチを見かけたときの対策やNG行動について詳しく解説していきます。

 

秋のスズメバチが危険な理由

秋のスズメバチが危険な理由
 
スズメバチは、4月~6月頃にかけて女王蜂が冬眠から目覚め、1匹だけで巣作りをおこないます。冬眠から覚めたばかりの女王蜂は攻撃性が低く、まだ巣も小さいため、危険性はそこまで高くありません。

7月~8月の夏になると、女王蜂が産んだ働き蜂が動き始め、巣もどんどん大きくなり、この頃には1つの巣の中に何百匹から何千匹ものスズメバチが潜んでいます。

秋になると、働き蜂の数がピークに達します。この頃になるとエサとなる虫が減ってきているため、スズメバチは気が立ってきています。さらに、秋には次の年に女王となる蜂が誕生するので、その新女王蜂を守るために巣に近づく者を攻撃するようになります。

このように秋のスズメバチは、安全に新女王を育てる環境の確保と、少なくなったエサを必死で探していることから気が立っていて、危険性が高いのです。

 

秋にスズメバチを見かけた際の対策・対処法

秋にスズメバチを見かけた際の対策・対処法
 
前述した通り、秋のスズメバチは気が立っていて、通常であれば巣を刺激しない限り攻撃をしてこない種類でも遭遇しただけで、威嚇行動をしてくることがあります。

ここでは、秋にスズメバチを見かけた際の対策と対処法について解説します。

 

一匹でいる場合

近づくと刺されてしまう危険性があるので、安全を確保して逃げることが重要です。腕を振り回すような大きな動作をしたり、大声を出したりすると、スズメバチが興奮して襲ってくることがあるため、遭遇した場合は体勢を低くして、ゆっくりした動きで後退していきます。

ある程度、スズメバチとの距離が出来たら一気に走って、スズメバチから逃げましょう。

もし、生活圏内で頻繁にスズメバチに遭遇するようでしたら、服装や匂いに注意することが重要です。

スズメバチは黒い色に反応して攻撃をしかけてくるので、服装は白や淡い色がおすすめです。また、人工的な甘い匂いにも反応するので、甘い香りの香水や制汗剤は使わないようにしましょう。

 

巣を見つけた場合

秋頃にスズメバチの巣を見つけた場合、巣は最大規模になっていて、中に数百から数千ものスズメバチが潜んでいる可能性があります。

また、巣の中で成長している新女王蜂を守るために攻撃性が高まっているので、巣に近づくだけで刺されてしまう可能性があります。そのため、決して巣に近づいてはいけません。

自力での駆除は非常に危険で難しいので、すぐに専門の蜂駆除業者に連絡するのがおすすめです。

 

秋にスズメバチを見かけた際のNG行動

秋にスズメバチを見かけた際のNG行動
 
秋になると、エサとなる虫が減っていることから、スズメバチの行動範囲も広がっていることから、近くに巣がない場合でも見かけることがあるかもしれません。

その際に取ってはいけないNG行動について解説します。

 

一匹だからといって駆除する

秋のスズメバチを家の近くで見かけた場合、一匹だからといって駆除してしまうのは危険です。

優れた嗅覚を持つスズメバチは、フェロモンを出し、そのなかには危険を察知した際に出す「警報フェロモン」もあり、「警戒フェロモン」を出されてしまうと大勢の仲間のスズメバチが襲ってくるかもしれません。

そのため、一匹だけだからといって、駆除することで余計に危険を招くこともありえます。

 

走って逃げる

スズメバチに遭遇した場合、驚きからすぐに走って逃げたくなるかもしれませんが、それも危険な行動です。

スズメバチは早い動きに反応しやすいため、遭遇した際に突然走って逃げると追いかけられる可能性があります。また、腕を大きく振り回して振り払う動作もスズメバチを興奮させるためNG行動となります。

ゆっくりとした動きで少しずつスズメバチから距離をとることが重要です。

 

巣に近づく

前述した通り、秋のスズメバチの巣の中には、次の年の女王となる新女王蜂が産まれています。

そのため、巣に近づくものは新女王蜂を脅かす存在として認識され、中に潜んでいる大量のスズメバチに襲われてしまう可能性があります。

秋頃のスズメバチの巣には最多で2,000匹もの数がいるといわれているので、その大勢のスズメバチに襲われてしまった場合、何回も刺されてしまう可能性があり、重篤なアナフィラキシーショックを起こし、命に関わることもあるのです。

 

秋にスズメバチを見かけた場合には

秋にスズメバチを見かけた場合には
 
秋のスズメバチはエサとなる虫が減っていることにくわえ、次の年の新女王蜂が誕生していることから、気が立って攻撃性が高まっています。

万が一巣に気付かず近づいてしまった場合、中に潜んでいる何百、何千ものスズメバチに襲われてしまうかもしれません。

もし近くに巣が作られてしまっている場合は、常に大勢のスズメバチが飛び回ることになるので刺されてしまう危険性が高まるので、早急に専門の蜂駆除業者に依頼をしましょう。

スズメバチの巣にお悩みであれば、ぜひ「ハチ王」へご連絡ください。

秋のスズメバチは攻撃性が高まっていることにくわえ、巣の大きさや中に潜むスズメバチの数も最大規模のため、金額が高くなりがちですが、ハチ王では蜂の種類や巣の大きさによる料金変動がありません。

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