戻りバチ対策の重要性としつこい場合の対処法
 
蜂は強い帰巣本能を持っており、自分たちの巣があった場所を覚えています。そのため、巣を取り除いた後でも、しばらくの間その場所に戻ってくることがあります。

「蜂の巣を駆除したのに、まだ蜂が飛んでいる」ということでお悩みであれば、戻りバチの対策が不十分であったことが考えられます。

この記事では、戻りバチの対策について詳しく解説していきます。

 

戻りバチとは?

戻りバチとは?
 
戻りバチとは、蜂の巣を取り除いた後にもその場所に戻ってくる蜂のことを指します。蜂の巣を駆除しても、適切な対策をしておかなければ、戻りバチが現れてしまいます。

蜂は巣があった場所を覚えており、その巣がなくなったことで攻撃性が高まっていることがあります。また、戻りバチの中に女王蜂がいた場合には、同じ場所に再度巣を作ってしまうことも。

戻りバチの主な発生原因は以下の通りです。

 

駆除の時に出かけていた

戻りバチが発生する原因としてまず考えられるのは、駆除の時に巣から出かけていた蜂が戻ってきたということです。

働きバチは朝から夕方にかけて、巣作りのための材料やエサを集めるために巣の外に出かけます。

蜂の巣を日中に駆除した場合は、多くの働きバチが外に出ているため、巣を駆除してもその巣で生活していた蜂は生きているので、戻りバチとなってしまいます。

 

駆除の時に逃げてしまった

完成した蜂の巣の中には、何百から何千という蜂が潜んでいることがあります。

蜂の巣を駆除しようとすると、刺激を受けた蜂は巣を守るために、出てきて攻撃をしてきます。ただ、駆除の際に使用する殺虫剤に驚いて逃げてしまう蜂もいます。

駆除の時に取り逃がしてしまった蜂もまた、戻りバチとなって巣のあった場所に戻ってきます。

 

巣の引っ越し中に巣を駆除をした

スズメバチの中には、巣が小さくなると引っ越しをして別の場所に巣をつくる習性のある種類も存在します。

その場合、古い巣と新しい巣の両方に蜂が存在する状況になります。例えば、引っ越し途中の新しい巣を駆除した場合、古い巣からまだ引っ越しが完了していなかった蜂が大量に残っています。

それらの蜂も、戻りバチとなって巣を駆除した場所に戻ってきます。

 

巣が駆除しきれていなかった

「巣を完全に駆除できていなかった」というのも戻りバチが発生する原因として挙げられます。

蜂は、帰巣本能とともに、自分の巣の残り香を感じることができるので、巣の取り残しがあった場合は、残り香を感じて戻りバチとなります。

 

戻りバチ対策の重要性

戻りバチ対策の重要性
 
蜂は強い帰巣本能を持っていることから、巣の材料やエサを獲りに出かけていても必ず巣のあった場所に戻ってきます。

巣がなくなっていたことにより、戻りバチは通常より凶暴になり、攻撃性が高まります。そのため、1匹といえど危険性が高くなります。

戻りバチが攻撃性の高いスズメバチであった場合、攻撃性が更に高まっていることで刺されてしまう危険性が高まります。スズメバチの針には強い蜂毒が含まれており、1度刺されるだけでも、重篤なアナフィラキシーショックを起こすことがあります。

また、戻りバチの中に女王蜂がいた場合は、同じ場所にまた巣を作られることもあるでしょう。

せっかく巣を駆除したのに、また同じ場所に巣を作られてしまったらたまりませんよね。

そのように、蜂の攻撃性が高まること、再度巣を作られてしまう可能性があることから、戻りバチ対策は非常に重要といえます。

 

戻りバチがしつこい場合の対処法

戻りバチ対策の重要性としつこい場合の対処法
 
戻りバチがしつこく、数匹の蜂が飛び回っているという場合の対処法について解説していきます。

 

殺虫スプレーを撒く

蜂の巣を駆除した後の戻りバチがしつこい場合、巣があった場所に蜂用の殺虫スプレーを撒いておきましょう。

殺虫スプレーの多くには、致死効果の他に蜂が嫌う成分が含まれています。そのため、巣があった場所に撒いておくことで、戻りバチ対策となります。

ただし、スプレーを撒くときに蜂が飛んでいる場合は、刺されないように十分注意が必要です。

飛んでいる蜂が、1匹や2匹だとしても、スプレーから逃げて攻撃してくることがあるので、肌を露出しないようにし、蜂が寄ってくる黒色の服装は避けるべきです。

また、スプレーの効果は2週間程度で、雨で流れてしまうので、定期的に撒く必要があります。

 

木酢酢やハッカ油などの忌避剤を使う

強烈な焦げ臭さが特徴の木酢液や、メントールを含むハッカ油は蜂が嫌う成分であり、自作が可能な蜂の忌避剤になります。

蜂が飛んでいる場合にかけても、殺虫効果はありませんが、巣があった場所に吹きかけておくことで、戻りバチ対策になります。

ただし、木酢酢は1週間程度、ハッカ油は数日と効果が短いため、こちらも定期的にスプレーしておく必要があります。

蜂駆除を依頼するなら「ハチ王」

戻りバチが複数飛んでいる場合や、戻りバチがスズメバチの場合は、数匹でも危険性が高いです。

また、戻りバチ対策で忌避剤を撒くとしても、市販のものより、業者が使用しているものの方が効果が強く、効果期間も長くなります。

そのため、戻りバチ対策を含む、蜂駆除は業者へ依頼することがおすすめです。

蜂駆除業者をお探しであれば、ぜひ「ハチ王」へご依頼ください。

ハチ王は過去10年間で10万件以上の蜂駆除をしてきた業者で、もちろん戻りバチ対策もおこなっています。

さらに、万が一蜂の巣を駆除した後、1ヶ月以内に再度同じ場所(1m以内)に巣を作られた場合は、無料で駆除する保証がついています。

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しつこい戻りバチにお困りなら

蜂は強い帰巣本能を持っており、巣の駆除の時に外に出ていたり、逃げてしまった蜂は戻りバチとして巣のあった場所に戻ってきます。

戻りバチは数週間その場所をしつこく飛び回り、さらに戻りバチの中に女王蜂がいた場合は再度巣を作られてしまいます。

戻りバチは巣がなくなったことで凶暴になっていて、攻撃性が増しています。しつこい戻りバチを放置することは大変危険なので、対策を講じておきましょう。

また、戻りバチ対策はもちろん、蜂の巣を完全に除去することも重要なので、蜂や巣の駆除は、全国の蜂駆除に対応している「ハチ王」へご依頼ください。