蜂の危険度ランキングTOP5!特徴や生態など
 

蜂は世界に約20万種、日本には4、000種以上も生息しているといわれています。

私たちの生活圏でよく見かけることがある、人を刺す蜂は3種類で、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチです。

その中でも、特に危険なのはスズメバチで、刺されてしまった場合、アナフィラキシーショックを起こし、最悪の場合は命に関わることもあります。

今回は「蜂の危険度ランキング」をテーマに危険な蜂の種類を紹介します。

 

蜂の危険度ランキングTOP5

スズメバチの種類は、スズメバチ属、クロスズメバチ属、ホオナガスズメバチ属と分かれており、その中にも約17種類のスズメバチがいます。

スズメバチの中でも危険度が高い種類をランキング形式で紹介し、その特徴や生態、危険性などをそれぞれ解説していきます。

 

5位:ツマグロスズメバチ

5位:ツマグロスズメバチ
 

危険度ランキング5位は「ツマグロスズメバチ」です。確認されている生息地は、沖縄県宮古島以南の八重山諸島ですが、今後北上する可能性もあります。体長は女王蜂が25~28mm、働き蜂が20~22mmです。

頭と胴体が赤褐色、腹部の上半分がオレンジに近い鮮やかな黄色、お尻部分が黒いのが特徴としてあります。。

巣を作る場所は、高所より地面に近い、草むらや低い木の枝などが多く、墓地などにいる場合もあります。

好戦的な性格をしていますが、刺激をしなければ過度に恐れる必要はありません。しかし、営巣場所が気づきづらい地面すれすれの場所であることから、注意が必要です。

 

4位:チャイロスズメバチ

4位:チャイロスズメバチ
 

危険度ランキング4位は「チャイロスズメバチ」です。北海道と本州に生息していて、女王蜂が30mm、働き蜂が17~27mmほどの大きさになります。

小型で頭は赤褐色、体全体が光沢のある黒褐色をしていて、縞がないスズメバチになります。生息地が限られていて、個体数が少ない蜂です。

チャイロスズメバチは、キイロスズメバチやモンスズメバチの働き蜂が羽化する頃に侵入し、相手の女王蜂を殺して巣を乗っ取って繁殖をおこない、乗っ取った巣の働き蜂にチャイロスズメバチの世話をさせます。

地上付近を群れをなしてジグザグと飛び回る威嚇行動を取り、攻撃性も非常に強いです。さらに、針の毒性が非常に強く、刺された時の痛みはスズメバチの中でも最も強いといわれています。

 

3位:モンスズメバチ

3位:モンスズメバチ
 

危険度ランキング第3位は「モンスズメバチ」です。北海道、本州、四国、九州などに生息しています。体長は、女王蜂が28~30mm、働き蜂が20~28mmほどです。

腹部に黄色に黒い帯が波打った模様があり、多くのスズメバチが暗闇での視力を持たず、夜間は飛び回らないのに対して、モンスズメバチは日没後もしばらく活動が可能であるという特徴があります。

土の中や木の空洞、天井裏、壁の間などに巣を作り、巣が大きくなればなるほど、攻撃性が高くなります。

主食がセミの為、活動期間はセミの発生時期に限られますが、巣を刺激しなくてもそばを通っただけでも攻撃して刺してくることがあるという、攻撃性がかなり高い種類です。

 

2位:キイロスズメバチ

2位:キイロスズメバチ
 

蜂の危険度ランキング2位は「キイロスズメバチ」です。日本全国に生息していて、体長は女王蜂が25~28mm、働き蜂が17~24mmと、やや小型のスズメバチです。

濃い黄色と茶色い縞模様で、体全体が産毛に覆われていて、遠目に見ると黄色もしくはオレンジ一色に見えることがあります。小型なため、毒液の量は少ないのですが、毒の強さは最大級といわれています。

都会環境への順応性も高く、家の屋根裏、床下、軒下などの民家の他に、橋の下や排水溝など、人が多い場所にも巣を作ります。

人が多くいる場所に巣を作る上に、気性が荒く、強い攻撃性としつこさを持っていて、巣の近くを通っただけで攻撃をしかけてくるため、日本の蜂被害の中でもっとも件数が多い種類です。

 

1位:オオスズメバチ

1位:オオスズメバチ
 

昆虫界で最大の捕食者と言われ、スズメバチの中でも一番体が大きく、攻撃性も高い「オオスズメバチ」が蜂の危険度ランキング1位の蜂になります。

日本全国に生息していて、体長は女王蜂が40~45mm、働き蜂が30~40mmもの大きさがあります。

頭はオレンジがかった黄色、胸は黒、腹部はオレンジがかった黄色と黒の縞模様が特徴です。

巣は土の中や木の根本の穴など、地面近くの閉鎖空間に作られ、人間が見つけづらいため、気付いた時には攻撃態勢に入っているオオスズメバチに遭遇してしまうこともあります。

体の大きさから毒の量も多く、スズメバチの中でも毒性が非常に強いです。さらに、大きな顎で噛みつき、毒針を深く差し込むため、刺されてしまうと重篤な状態に陥る可能性が高くなります。

蜂の危険度をチェック

ここまで蜂の危険度ランキングを紹介してきました。それぞれ特徴やどのような場所に巣を作るか解説しましたが、蜂が飛んでいるのを見かけた時、蜂の巣を見つけた時、即座にどの蜂であるか判別することは非常に難しいでしょう。

危険な蜂でも、多くは巣を刺激したり、近づくことで攻撃をしてくる為、基本的には近づかないようにすることが重要です。

蜂が襲ってきた場合は、大きな声を出して手を振り回したりすると、蜂を刺激してしまうため、姿勢を低くし、ゆっくりとした動きで蜂から距離を取りましょう。

また、蜂の巣を見かけた場合、その場所には近づかず、蜂駆除の専門業者へ駆除を依頼することがおすすめです。プロの業者であれば、蜂の巣の特徴や近くを飛んでいる蜂から、種類を特定し安全に駆除をおこなえます。

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