スズメバチの巣は冬になるとどうなる? 自力で駆除できる?
 
スズメバチを始めとする蜂の主な活動時期は、春から秋にかけてという印象がありますよね。

「スズメバチの巣は冬は空っぽなの?」「冬の巣は自分で駆除できる?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、スズメバチの巣が冬にどうなっているか、自分で駆除ができるかということについて解説していきます。

 

冬にスズメバチは出ない?

冬にスズメバチは出ない?
 
スズメバチの活動時期は主に、4月から11月頃となっており、4月から6月前半に1匹だけ見かける場合は、女王蜂で巣作りをおこなっています。

巣作りを行った女王蜂は卵を産み、そこから働き蜂が産まれ、蜂の数が増えていき、巣もどんどん大きくなっていきます。

夏の終わりから秋にかけては、巣の中で新たな女王蜂が育っており、巣全体の活動がピークに達します。

その後、気温が低くなってくるとスズメバチは活動を停止します。多くの働き蜂は死に、新たな女王蜂は冬眠の準備に入るため、冬にスズメバチの姿を見かけることは、基本的にありません。

 

スズメバチの巣は冬になるとどうなる?

スズメバチの巣は冬になるとどうなる?
 

スズメバチの働き蜂は冬には命を落とし、新しい女王蜂は倒木や朽ちた木、土の中といった自然環境の中で冬眠をします。

巣の中で冬眠をすることはないため、基本的に巣は空っぽになっています。また、スズメバチの巣は木材や紙などで作られており、冬の寒さや風雨によって徐々に劣化し、冬の間に崩れたり、壊れたりすることもあります。

スズメバチの女王蜂が巣で冬眠することはありませんが、アシナガバチがスズメバチの廃巣を冬眠場所とすることがあります。

アシナガバチは基本的に単独で冬眠をしますが、アシナガバチの一部の種類の中には、数十から数百匹の集団で冬眠することもあり、スズメバチの巣の中で、アシナガバチが大量に冬眠していることがあるのです。

 

スズメバチの巣は冬であれば自力で駆除できる?

スズメバチの巣は冬であれば自力で駆除できる?
 
ここまで記載した通り、冬はスズメバチの活動が停止しており、基本的に巣は空っぽのことが多いため、巣の駆除を自分でおこなうことも可能です。しかし、リスクを理解した上で慎重にするべきでしょう。

 

冬のスズメバチの巣の駆除方法

冬の間に、自分でスズメバチの巣の駆除をおこなう場合でも、万が一に備えて、防護服を着るか、肌が露出しないよう長袖・長ズボンに手袋、顔を覆うマスクやゴーグルを装着しましょう。

準備が出来たら、剪定ばさみや棒を使い、巣を落とします。落とした巣はビニール袋に入れて密閉し、地域の決まりに則って処分しましょう。

その後、殺虫剤を巣があった場所と周辺に撒いておきます。その作業は、巣を撤去した後だけではなく、蜂が冬眠から目覚める4月頃にも再度行っておくと安心です。

 

起こり得るリスク

冬の間に、自分でスズメバチの巣を駆除する場合のリスクとしては、まず高所にある巣を駆除する場合の転倒の危険性です。

高い位置にある巣はハシゴを使って駆除する必要がありますが、防護服などを着て動きづらい状況での高所作業は慣れていないと中々難しいものです。

また、スズメバチの巣の中には冬眠しているアシナガバチが数百匹いる可能性もあります。そのアシナガバチはいつ冬眠から目覚めてしまうか分かりません。

駆除作業をおこなうことにより、目を覚まして襲ってくる可能性もあるため、油断はできません。

スズメバチの巣の駆除は冬でも業者への依頼がおすすめ

冬のスズメバチの巣の駆除は、夏や秋ほど危険はありませんが、駆除が難しい場所に作られていたり、中に冬眠場所に選んだアシナガバチが潜んでいたりする可能性があるため、駆除は業者へ依頼するのがおすすめです。

実績のある駆除業者はどのような場所でも対応が可能ですし、中に蜂が潜んでいても、被害が出ないよう安全に作業をしてくれます。

また、蜂は一度巣を作った場所に再度作る習性がありますが、経験豊富な業者であれば再度巣を作られないよう忌避剤を撒いた上で、依頼主へアドバイスもしてくれます。

スズメバチの巣の駆除の依頼にはハチ王がおすすめです。

 

ハチ王について

蜂駆除業者のハチ王は、過去10年間で10万件以上の作業をおこなってきた実績があり、安心・安全に作業をおこないます。

また、高額になりがちなスズメバチの巣の駆除でも料金が変わることがありません。ホームページで、駆除料金が分かる料金シミュレーションを導入しており、地域と駆除場所を入力いただくだけで料金が確定します。お出しする料金は最低金額ではなく、確定金額になるため、スズメバチの巣を駆除してほしいという方はぜひ、料金シミュレーションをお試しの上、ハチ王へご依頼ください。

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フリーダイヤル:0120-996-974(電話受付時間8時〜22時)
メール:365日24時間受付

 

スズメバチの巣の駆除を依頼するなら

冬の間のスズメバチの巣は基本的に空っぽになっており、蜂が飛んでいる時よりは安全に自分で駆除をすることができます。

しかし、高所の作業が必要であったり、スズメバチの巣を冬眠場所に選んだアシナガバチが潜んでいることがあり、危険が全くないわけではありません。

また、蜂は一度巣を作った場所に再度作る習性を持っているため、今後の蜂の被害を避けるためには、蜂駆除業者へ依頼することがおすすめです。

蜂駆除業者であれば、どんな場所でも安全に駆除をおこない、再度巣を作られないように忌避剤を撒いて対策をおこなってくれます。

冬の間、蜂がいないからといって巣を放置することは大変危険ですので、スズメバチの巣を見かけた場合は、ぜひハチ王へご依頼ください。