ミツバチは、春から夏にかけて、働き蜂と共に新しい女王蜂と古い女王蜂に分蜂します。
分蜂中のミツバチは、一時的に木々や建物に群がって休憩することがあるため、ミツバチの集団を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
ただ、「ミツバチの集団が常にいると不安」と感じる方もいるでしょう。
ここでは、ミツバチの分蜂の詳細と見かけた時の対処法について解説していきます。
ミツバチの分蜂とは?
ミツバチの分蜂(別名巣わかれ)とは、ミツバチの巣の中で、新女王蜂がある程度育ったタイミングで、元の巣を残し、古い女王蜂と働き蜂が新しい巣を求めて移動することです。
新しい女王蜂と古い女王蜂に分かれて営巣することで、ミツバチは群れを増やしています。
分蜂の際ミツバチは、一定の時期を凌ぐためお腹にハチミツを溜め込んでから出ていきます。
古い女王蜂と共にミツバチたちは、新しい営巣場所が見つかるまで、木々や建物の影で適宜休憩を行いながら新しい営巣場所を探します。
分蜂中のミツバチは数百匹単位で行動するため、休憩中のミツバチを見かけた時に、驚かれるケースも多いでしょう。
ミツバチの分蜂の主な時期・時間帯
ミツバチの分蜂は、主に春から夏の時期にかけて行われ、天気が良く気温が高い日に行われる傾向があります。
また、九州地方など比較的気温が暖かい地域では、3月中旬ごろから分蜂が始まり、4月上旬に分蜂が完了するケースが多いです。
ミツバチの分峰が行われる時間帯は、気温が高くなってくる午前10時頃から2時頃に行われることが多いです。
そして、気温が低くなる夜には休憩できる場所を探し、集団で固まって休みます。
ミツバチの分蜂を見かけたらどうする?
分蜂中のミツバチは数百匹単位で行動し、まとまって木々などで休憩するため、見かけた時に驚く方も多いですよね。
分蜂中のミツバチは、ハチミツをお腹に大量に溜め込んでいるため、比較的おとなしく、基本的には攻撃性は低いといえます。
ただし、分蜂中のミツバチを見かけた時のNG行動がありますので、詳しく見ていきましょう。
NG行動
「むやみに駆除しようとする」ことが分蜂中のミツバチを見かけた時のNG行動です。
なぜなら、比較的おとなしい性格であるミツバチであっても、危害を加えた場合、集団で襲ってくる可能性があるからです。
特に、集団で固まっているミツバチを一気に追い払いたいと思い殺虫剤を振り撒くのは、ミツバチを刺激する行為となります。
殺虫剤をかけたミツバチが飛び回り、小さなお子様やペットなどを刺す恐れがあるため、分峰中のミツバチを見つけてもむやみに駆除しようとしないようにしましょう。
また、ミツバチは軒下・庭木・屋根裏など外敵から身を守りやすい場所を休憩場所に選ぶ傾向があるため、分蜂が行われる春から夏にかけては、普段気にしない場所にも注意するようにしましょう。
ただ、外敵から身を守りやすい場所はミツバチの営巣場所になる可能性もあります。
ミツバチの巣が自宅周辺に作られるのを防ぐなら、ハチ駆除の専門家に予防法を相談するのも手段の一つです。
ミツバチの分蜂を見かけたら
今回は、ミツバチの分蜂について解説してきました。ミツバチの集団を見かけるとすぐにでも駆除したくなる方が多いと思いますが、数百匹のミツバチに襲われる危険性があるため、専門家に対処してもらうのが賢い手段と言えます。
もし分蜂中のミツバチを見かけた場合には、「ハチ王」にご相談ください。
ハチ王は、全国にネットワークを持っており、現場まで最短5分で駆けつけ、分蜂中のミツバチに対応します。
また、駆除にかかる料金を知ってから検討したい場合、料金シミュレーションをお試しください。蜂の種類や巣の大きさによる料金変動はなく、14,300円~で状況に応じた詳細な料金をお出ししております。
ご相談は24時間365日承っておりますので、ミツバチの分蜂を見かけた際は、お気軽にご連絡ください。
フリーダイヤル:0120-996-974(電話受付時間8時〜22時)
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